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【ダメ対談】共通語は「結婚しろ」

2013年4月1日

深澤×津村対談「家族の呪縛から逃げるには」(4)

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 深澤真紀さんと津村記久子さんが、自身の生々しい経験を織り交ぜながら、「ダメでも働く」ための技術を語り尽くす対談。「母と娘のマッチング」へと展開しています。

◆前回まで⇒こちら

世の中には解決できないものもある(深澤)

深澤: でも津村さんは親との問題を冷静に切り分けてるのが私と違うところだな。私は切り分けられてないな。問題の本質から全速力で逃げてるし、今も話しながら、「この本をもし読んだら、親からまた手紙かFAXが来る」と思うと、ゲラにどのくらい赤字を入れればいいかなって、そのことしか考えてないくらい(苦笑)。そのくらい本当に嫌ですし、考えたくない。

津村: 手紙が来るんですか?

深澤: うちは両親とも読書家だし教養もあるし、頭がいいんですよ。字も上手で、達者な手紙とかFAXが来ちゃう。

津村: 勉強ができるってことですか? 文章がうまい?

深澤: 文章もうまいですし、父親なんか大変な文学青年だったので、家に大江健三郎とか三島由紀夫とか辻邦生の本が普通にあった。そういう環境だったのは本当に感謝してますけどね。

津村: でもテニスをやらせたがった。

(深澤)

深澤: 両親とも文武両道なんですよ。運動も得意で、本も読むという。まあ私には運動のほうは全然遺伝しなかったんですが。しかも、友だちも多くて家族思いで、周りからは「いいご両親」って言われるような親なんです。ただただ私に合わなかっただけなんです。

 親はそれが理解できないんでしょうね。この年になっても…、むずかしい。ほんとにむずかしい。

津村: (笑)

深澤: 親との関係については、私の中には「むずかしい」という言葉しかないですね(苦笑)

津村: 大丈夫ですか。

深澤: 世の中には解決できないものもあるよ、っていう。それに尽きるっていう気がしますね。

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Profile
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業後、複数の会社で編集者を務め、1998年企画会社タクト・プランニングを設立、代表取締役社長に就任。命名した「草食男子」は2009年新語・流行語大賞トップテンに。

津村記久子(つむら・きくこ)
小説家。1978年大阪生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。会社勤め→失業→会社勤めを経て、2005年「マンイーター」(「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で第21回太宰治賞受賞。2009年「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞。
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