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【ダメ対談】「親子も他人だ」と思えるか

2013年3月30日

深澤×津村対談「家族の呪縛から逃げるには」(3)

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 深澤真紀さんと津村記久子さんが、自身の生々しい経験を織り交ぜながら、「ダメでも働く」ための技術を語り尽くす対談。「親との確執」についての話で盛り上がっています。

◆前回まで⇒こちら
 ※前半部分は、2013年3月31日までの掲載です。

 

「親子も他人だ」と思うことがむずかしい(深澤)

(深澤)

深澤: とにかく母と娘の問題はむずかしくて、母親が死んでもなお苦しんでいる娘もいるくらいです。取材してみると夫と母だったら母のほうが大事という女性も多いんです。自分にとって欠かせない存在は母、とか。これはかなり深刻な状況だと思いますね。

 今は、「美魔女」にかぎらず40~60代の女性たちが“すてき”じゃないですか。下手したら娘よりお母さんのほうがモテるとか、お母さんのほうが女としてすてきとか。

 私が子供の頃は35歳ぐらいをすぎた母親は、普通はすてきじゃありませんでしたよね。「なんでそのパーマ?」「なんでその洋服?」みたいな。

津村: 「なんでそのパーマ?」(笑)

深澤: 母と娘なのに、女として張り合うということも、今後ますます増えるような気がします。

津村: 母と娘も最終的には他人というか、まったく違う人間ですからね。

深澤: でも、「親子も他人だ」と思うことがすごくむずかしい。

人間はすごいでこぼこしてていろんな面がある(津村)

津村: 親はそりゃ大事な人ですけど、親と自分は違う人間やから。登山好きな親が「息子にも」って山登りさせたけど全然興味を示さないみたいなことはよく聞くじゃないですか。自分の親の趣味って絶対子供の趣味にならないっていうのをどっかで読んで「そやな」と思いました。

 うちの母親は茶道、華道が好きで、着物も着るけど…。

深澤: 茶道、華道に着物と聞くと、すごくちゃんとしたお母さんですよね。

津村: 親が自分の授賞式に来るときの様子なんてほんまにちょっとマダムみたいですもん(失笑)

深澤: 今までの話からはそういうお母さんのイメージはなかったですけど。

津村: 月に2回くらいお茶会に出かけて行きますよ。歌舞伎が好きで。

深澤: えっ、そういうお母さんなの?!(笑)

津村: (笑)。そう、外面はね。

深澤: ダメなのか、そういう母でも。なんだ…。

津村: お花を飾ったりとかしてますけど、性格はそんなんです。

深澤: そうなのー?! 茶道とか華道とかで人って落ち着くものじゃないの?

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Profile
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業後、複数の会社で編集者を務め、1998年企画会社タクト・プランニングを設立、代表取締役社長に就任。命名した「草食男子」は2009年新語・流行語大賞トップテンに。

津村記久子(つむら・きくこ)
小説家。1978年大阪生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。会社勤め→失業→会社勤めを経て、2005年「マンイーター」(「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で第21回太宰治賞受賞。2009年「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞。
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