• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

「女とはなにか」~“フェミ界のユーミン”

2013年3月8日

下着、おひとりさま、女ぎらい…ベストセラーを生み続ける

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 この連載では、自分の存在を「物語」にして「商売」にしていく女を「アキンド女」と名付け、成功していながらも自分の「女」の「物語」を売りにすることをよしとしない「サムライ女」と名付け、紹介している。

 現代の象徴的な「サムライ女」として、前回(現代のサムライ女~“女性版・池上彰”とは)はおちゃらけ社会派ブロガーのちきりんを紹介した。

 今回は社会学者の上野千鶴子(以下、ウエノ)について語っていこう。

「フェミニズム」とは

 この連載で以前、「1980年代は女の時代と呼ばれた」こと、「そのキーワードとして、フェミニズムと上野千鶴子」 があったこと(「セクハラ」の登場と「女らしさ」を紹介した。

 そもそも「フェミニズム」とはなんだろうか。

 「フェミニン」といえば、「女性らしい」という意味で使われるし、「フェミニスト」という言葉は、ときに「女性に優しい男性」という意味で使われることもある(石田純一が自分のことをそう言っているのを見たことがあるような気がする)ので、わかりにくい。

 そして、日本語では「女性解放運動」と訳されることが多く、「ミスコンに反対する団体」というイメージもあったりするのだが、なんとなく「もてない女性のヒステリー」ととらえられることも多い。

 私にとってフェミニズムとは、「女性が、女性であるというだけで生き方を規定されること」に違和感を覚える人たちが、「それぞれの方法で解決していく思想」だと考えている。

 そして中にはミスコンに反対する人もいるわけだ。

 私はミスコンには反対ではないし、性の商品化にも反対ではない。男女ともにきちんと性を商品化すればいいと思っている。まあフェミニズムと言っても一様ではないわけだ(そしてそのほうがいいに決まっているのだが)

 もちろん「自分は女性であることが楽しい」「男女にははっきりと差がある」「今の時代に女性差別なんてない」と思う人も多いだろう。しかし、世の中には私も含めて、そう思えないし、それがつらい人もまた多いのだ。

 だから「女性は女性らしく、男性は男性らしい方がいい」という考え方は、それぞれの人の“趣味”でしかないと思った方がいい。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

コラムのバックナンバー

もっと見る

Profile
深澤真紀
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
1967年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。卒業後、いくつかの出版社で編集者をつとめ、1998年、企画会社タクト・プランニングを設立。若者、女性、食、旅など、様々なテーマの企画や執筆や講演も行っている。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名、「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内だけはなく世界で話題になる。平成の女性を語った『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社)など著書も多数。公式サイトhttp://www.tact-planning.com
関連キーワードから記事を探す
暮らし方

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

人気記事ランキング

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ