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仕事時間は 「とりあえず短く」見積もる

2013年3月7日

人は直前に見た数字の影響を強く受ける

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 私自身「全てのタスクの時間を見積もっている」という話をすると「正確な時間が分かりません」とか、「どういうふうに見積もったらいいのでしょう?」とよく尋ねられます。

 どういうふうに見積もってもいいのです。ただ、よく分からないなら「短めに見積もる」という視点を持ってみて下さい。その方が仕事が早く終わります。

●根拠のない「1時間」

 私自身、昔オンラインマガジンなどの連載を書くとき「原稿の執筆は1時間くらい」と考えていました。本であれ雑誌の連載であれ、とにかく1時間くらいはかけようと思っていたのです。

 しかし、問題は1時間もかけられない日がけっこうあったことです。毎日1時間ずつ確実に投入できれば書く仕事はもちろん進みました。しかし1時間の確保は到底不可能だと思うと、連載であろうと書籍の原稿だろうと、1日あるのにまったく原稿に手つかずでした。結果として〆切ギリギリに泣く泣く書き仕事に埋没するということもけっこうありました。

 ところが、タスクシュート式に「全てのタスクの時間を見積もる」ようにしてから、どうして1時間もかけるつもりでいるのかが気になり始めました。実際執筆にかけている時間を計測してみると、25分とか21分とか、日によっては10分かからずに終わっていることもけっこうあったのです。

 考えてみると1時間という数字には何の根拠もありませんでした。ただ切りがいいからそうしていたに過ぎなかったのです。30分にせよ、1時間にせよ、そういう見積もり時間が非常に多いことが分かりましたが、タスクシュート式にしてからはそういう「切りのよい」見積もり時間には、あまりに根拠が希薄だということが分かりました。

 それ以来、原稿を書くのにかける見積もり時間は9分とか19分とか、とにかくきりの良さは関係なく、短い時間にしています。

 とくに9分という単位を活用するにようにしてから、原稿は非常に早く上がります。現にこの「日経ウーマンオンライン」の原稿は見積もり時間が9分で、平均的には17分くらいです。見積もりの二倍近くかかっているのは問題ですが、「1時間」などと見積もっていたら、1時間使い切るまで、雑誌を読んだり漫画を読んでしまうのですから、この方がずっとマシなのです。

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佐々木正悟
佐々木正悟
心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。専門は認知心理学。1973年・北海道生まれ。ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程で学ぶ。
ブログ「ライフハック心理学」主宰
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