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こんな場合はどう怒るか ― C子さんの例

2013年3月19日

怒る技術を身につけるうえで心得ておきたい事(5)

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 次の例、あなたならどう対処しますか。

 あなたは入社十年のベテラン女性社員C子さんです。経験を積んできて
 「仕事の進め方」
 「人との接し方」
 など、大抵のことはポイントをつかんでおり、上手にこなしています。
 後輩について、「困った人だ」と思っても、これまで、頭ごなしに怒ったことはありません。かつて自分が怒られた際、強く傷つけられた経験を教訓として、そのような怒り方はしないようにと、心に決めているのでした。
 さて、後輩のD子さんが、こちらの頼んだことをやっていなかったために、現場からC子さんにクレームが入りました。

 〈まったく、なんてことを!〉

 内心で舌打ちをしたC子さんは、怒りがこみ上げてきました。これが初めてではなく、彼女は何度も同じようなミスを繰り返してきたからです。けれども、C子さんはイライラしても大声で相手を怒るようなことはしません。

 〈これまで学んできたし、わたしは賢い女性だから、へまはしないのよね〉

 というわけで、C子さんは仕事中のD子さんに近づいて
 「今度の打合せの日取り、1週間ずらしたことは、先方に連絡しなかったの?」
 「えっ?」
 「この前言っておいたから、分かっていると思っていたけれど」
 「聞いてはいましたけど、でも、わたしが連絡するんですか」
 「そう言ったでしょう」
 「けど、わたしがやるとは思ってなかったんで・・・・・・」
 「いつも言ってるわよね。大事なことはメモしておこうって。メモ、しておかなかったんだ」
 「えぇ、メモしてません」
 「さっき、現場から電話があって、随分怒っててね、係長のYさんから、『キミは責任者だろう、ちゃんと連絡してもらわないと困るじゃないか』って、言われたわ」
 「すみません、今度から気をつけます」
 「こういったことがあると、信用を失うから注意しようね」

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Profile
福田健
福田健(ふくだ・たけし)
話し方研究所会長。
1961年中央大学法学部卒業後、大和運輸(現・ヤマト運輸)に入社。67 年に言論科学研究所入所し、指導部長、理事を歴任。83年に話し方研究所を設立、現会長。これからの時代のコミュニケーションの取り方について研究、指導に当たる。特に民間企業、官公庁での講座・講演活動を多く展開し、研究所主催の個人向け「話し方・聞き方」講座も実施している。 著書には『人は「話し方」で9割変わる』、『女性は「話し方」で9割変わる』(以上、経済界)、『上手な「聞き方・話し方」の技術』(ダイヤモ ンド社)、『「できる人」の相談する技術』(角川書店)など。話し方研究所ホームページ 話し方研究所Facebookページ 無料iPhone向け電子教育アプリ「美しくなる女性の怒り方~今を生きる女性のコミュニケーション」
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