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今しか食べられない! 北欧の季節菓子

2013年2月23日

断食直前のご馳走だった「セムラ」

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 春にはまだ少し遠いこの2月に「旬」を迎えるお菓子があると耳にした。2月なので旧正月を祝うアジアのお菓子かと思いきや、ヨーロッパのお菓子だという。

 さて、このお菓子はどこの国のものでしょう?

 答えはスウェーデン(スウェーデン王国)。「セムラ」という、インド料理によく使われる香辛料カルダモンを入れたパンにアーモンドペーストとホイップクリームをはさんだお菓子だ。

 かつてスウェーデンでは、キリストの復活を祝う復活祭(春分の後の最初の満月に次ぐ日曜日)前の40日間、断食や節食を行っていた。この断食の直前に人々はご馳走をお腹に詰め込んだのだが、セムラはそうしたご馳走の一つだった。今では、断食の習慣はなくなったものの、セムラを食べるという風習は残ったというわけ。

 このお菓子はパン屋、カフェ、スーパーなどで売られ、気の早い店はクリスマス明けから店頭に並べる。それから復活祭直前までがセムラの季節だ。

続きはWEB版「ナショナル ジオグラフィック」(2ページ目から)でご覧ください。

この記事はWEB版「ナショナル ジオグラフィック」の連載「世界のおやつ探検隊」の第78回 今しか食べられない! 北欧の季節菓子を一部転載したものです。

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Profile
メレンダ千春
海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。
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