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ガレット・デ・ロワは恋の告白ツール?

2013年2月20日

「王様たちのお菓子」の名を持つフランスのお菓子

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 あれ? と思ったのは、1月も半ばのことだった。

 フランス人の夫を持つパリに住む友人がフェイスブックに、「ガレット・デ・ロワ」の写真をアップしたのだ。

 ガレット・デ・ロワ(王様たちのお菓子の意味)というのは、生まれたばかりのキリストを東方の三博士が礼拝した日を祝う公現祭にちなんだフランスのお菓子。アーモンドクリームを入れて焼いたパイだ。日本でも近年ポピュラーになり、洋菓子店やパン屋だけでなくコンビニでも見かけるようになった。

 カトリックのお祝いである公現祭は1月6日(フランスでは1月2日~8日の間の日曜日に祝う)。日本では1月いっぱいガレット・デ・ロワを見かけるが、本場フランスでは公現祭前後にしか出回らないお菓子だと思っていた。そこで、早速友人に話を聞いてみると、「フランスは1月いっぱい新年のお祝いモードで、ガレットはこの間中よく食べるお菓子なのよ」と言うではないか。

 フランスでは1月中は、「新年おめでとう」のあいさつが飛び交う。そして、近所の人や子どもの友達、家族や親戚を「ガレットをするから来て」などと誘うのだという。つまり、ガレットを出すお茶会や食事会を催すというわけ。

フランスの人々は基本的に、美味しいパン屋やいきつけの菓子屋でガレットを買うらしい。上はパリ郊外の町の菓子屋のガレット(写真:Izumi FILY-OSHIMA)

続きはWEB版「ナショナル ジオグラフィック」(2ページ目から)でご覧ください。

この記事はWEB版「ナショナル ジオグラフィック」の連載「世界のおやつ探検隊」の第76回 ガレット・デ・ロワは恋の告白ツール?を一部転載したものです。

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Profile
メレンダ千春
海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。
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