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【お仕事対談】“伊東屋カウンセリング”とは?

2013年1月17日

「大人だから耐えてやってるんだよ、調子のんなよ!」(18)

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 深澤真紀さんと津村記久子さんが、自身の生々しい経験を織り交ぜながら、「ダメでも働く」ための技術を語り尽くす対談、第4クール。前回は「自分の中のいろいろな自分」との付き合い方がテーマでした。

◆前回まで⇒こちら

他人を使ってガス抜きするやつから逃げろ(津村)

(前回、「街歩いててすれ違う女の人全員の頭からつま先まで見て、自分が勝ってるか勝ってないかを考えてる人」にいろいろ言われて苦しんでいる人の話が出ました。その続きで…)

津村:だって、その女の人のほうが変でしょ? 服とかバッグとかひとつひとつ「自分より上」「自分より下」って思うって。

深澤:でも女性が陥りやすい病ですよね。

津村:…そうなんですかね。でも、それはあかんやろと。友人にずっと言ってたんです。「寝るときになっても、昼間自分がすれ違った女の人が自分よりいい女かそうじゃないか考えてる人のほうが、“ダメだ”と見なされた人よりも問題抱えてるで」って。

 子どもがいつまでもいつまでも人のこといじめたりあげつらったりするようなもんで、他に考えなあかんこともいっぱいあるいい大人が、そんなことするのは変です。言われるほうは特に悪くない。言うほうが悪い。他人のちょっとした失敗とかをずーっと覚えててずーっと言うやつのほうがおかしいです。

深澤:絶対そう!

津村:そういうふうに考えるようになりました。

深澤:津村さんは「他人を使ってガス抜きするやつから逃げろ」ってこともよくおっしゃってますよね。「子どもがいない人にはわからない」とかもそうだし。

津村:私が言われたわけじゃないんですけどね。そういう物言いを見かけると、でもみんな最初は子どもやったやん、と思います。

深澤:自分を肯定するために誰かを悪く言うとか。

津村:そんなことせんと普通に好きなことしたらいいのに、って思います。

深澤:他人を使ってガス抜きする人はどうしようもなくいるんですよ。

津村:いますよね。問題が表面化しにくいだけで。

深澤:そうしないと自分が支えられないという気持ちはわからないでもないけど、その被害には遭いたくない。

 だから、「他人を使ってガス抜きをする」の被害者になったときにやるべきことがあって、それはその加害者から逃げること。それから自分は「他人を使ってガス抜きしない」ってこと。

津村:まったくそうですね。他人を調達しなくても気が晴れることなんていくらでもありますよ。

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Profile
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業後、複数の会社で編集者を務め、1998年企画会社タクト・プランニングを設立、代表取締役社長に就任。命名した「草食男子」は2009年新語・流行語大賞トップテンに。

津村記久子(つむら・きくこ)
小説家。1978年大阪生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。会社勤め→失業→会社勤めを経て、2005年「マンイーター」(「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で第21回太宰治賞受賞。2009年「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞。
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