• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

【お仕事対談】「ダメな自分」との付き合い

2013年1月16日

「大人だから耐えてやってるんだよ、調子のんなよ!」(17)

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 深澤真紀さんと津村記久子さんが、自身の生々しい経験を織り交ぜながら、「ダメでも働く」ための技術を語り尽くす対談。第4クール・第2話をお届けします。

◆前回まで⇒こちら

津村記久子の「自分内シフト制」(津村)

深澤:私は基本的には相当ダメだけど、自分の中にちょっとだけあるいいところを無理矢理押し上げて、自分の御輿を自分で担いでる感じ。

 普通の人は“ご本尊”(=いいところ)が3つ4つあるけど、私は「口が達者」というご本尊しかないから、そのご本尊だけにがんばってもらう。

「自分の中にあるいいところを押し上げて、自分でその御輿を担いでいる」(深澤/右)
「私はシフト制。夕方の私が夜の人にバトンタッチする」(津村/左)

 残りの、性格悪く、ブスで、デブで、体が弱いといういろんなダメな私たちが「あなたにがんばってもらわないと食べていけないから!」って「口が達者」な私を褒めてくれるんです。「真紀ちゃんすごい!」って(笑)

津村:どっかで書いたんですけど、私はシフト制ですね。文章を書いている自分と、プロットを考えている自分は厳密には違っていて。夕方ぐらいの私が書いたプロットを、夜の人に「はい、文章にしてね」って渡してるっていうようなところがあって。で、その夜中の私には、「いやでも録画した試合見たいわ…」とかいろんな誘惑があるんですけど、「今見てしまうと、4時間後の自分に迷惑が掛かる」と言い聞かせる。

 どうでもいいんですけど、「カタン」っていうドイツのゲームを今ずっとやってて。ほんとカタンはおもしろいんですよ。で、アホみたいにやってるんです。5回に1回ぐらいしか勝てないんですけど、「さあカタン!」ってわくわくするぐらい好き(笑)

深澤:カタン! 私もマインスイーパとか上海に逃げちゃうほうだからわかります。

津村:「そらカタンをやりたいのはわかる、おもしろいから」って言う自分がいるんです。で、「わかるけど、でもあんた今カタンしてしまったら明日の午前中の自分、ほんまにしんどいで。自責するで」って真面目に諭すんです。もう夜中のシフトの自分が「しゃあないなぁ」って書いて、「5枚書けた」ってなると「さあカタン!」ってまたやり出す(笑)。そういう感じでやってます。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

Profile
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業後、複数の会社で編集者を務め、1998年企画会社タクト・プランニングを設立、代表取締役社長に就任。命名した「草食男子」は2009年新語・流行語大賞トップテンに。

津村記久子(つむら・きくこ)
小説家。1978年大阪生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。会社勤め→失業→会社勤めを経て、2005年「マンイーター」(「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で第21回太宰治賞受賞。2009年「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞。
関連キーワードから記事を探す
人間関係の悩み

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ