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捨てない整理術、持たない整理術

2012年11月22日

デジタルデータを整理にとことん利用する!

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 すでにEvernoteを使ったデジタル整理術のお話をした回がありましたが、年末も近いことですししばらくデジタル整理というテーマについて書いていきたいと思います。このテーマについては思うところがいくらかあるのです。

捨てない整理術

 思うところの1つは「捨てない」ということです。

 整理術の根幹は「捨てる」ことにあります。捨てることを強く推奨している書籍の多さから見てもそれは明らかです。どんどん捨てる。捨てる基準を持つ。表現や考え方にはバラエティがありますが、捨てるという点では一致しています。それもかなり徹底的に捨てるのです。時にこう思います。これらの本が売れるのは、「捨てていい」「もったいないと思いたくない」という気持ちに励みを与えてくれるからかもしれない、と。でも臆病なので、そういう励みを与えられても、やっぱり「捨てられない」方なのです。そういった感覚の人も、実はけっこういるような気がします。

 とは言え「なにもかも取っておく」のは絶対無理があります。捨てなければ整理にはなりません。そこで私は私なりの折衷案、すなわち「なるべくデジタル化する」ことで、ものからの圧迫をまず減じたいと思うわけです。

持たない整理術

 ものをなるべくデジタル化し、実態を捨てていくという戦略が第1。これだけではしかしいずれ「膨大に捨てる祭」が必要になりますから、第2の戦略も併用しなければなりません。それが「持たないこと」です。これも多くの本に書いてあります。しかしこれも、決意しただけではまず実現には至りませんから、決意を結果として示すために「買ったつもりになる」方法を実行します。

 これもまたデジタルを使いますが、アナログでもできます。とにかく「欲しいものをリスト化して厳選する」という、やや心理的なよくある手法を使うのです。やり方は簡単で、基本的には欲しいものをどんどんEvernoteに集めます。そうしてからしかものを買わないようにします。

 やってみると分かりますが、物欲の強い人は、リストが急速にふくれあがり、しかもけっこうどれもこれも欲しくなります。

 でもどれもこれもは買えません。そしてどれもこれも買えないと、どれ1つとして買えなくなるのです。

 これは先送りの心理を逆用しています。先送りがよく起こる1つのパターンに、重要案件が目白押しになって、どれをも最優先になってきてしまって、どれ1つとして手がけられなくなっていくのです。一気にやりたいが、一気にはとてもできない。一つ一つやるべきだが、どれか1つを選べない。だから仕事ができなくなる。

 実は買い物でも同じなのです。

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佐々木正悟
佐々木正悟
心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。専門は認知心理学。1973年・北海道生まれ。ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程で学ぶ。
ブログ「ライフハック心理学」主宰
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