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運命の恋をつかむ一歩を後押し!

2012年11月5日

日本初の「国際結婚」をした、勇気と知恵の女神

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 前回、邇邇芸命(ににぎのみこと)は、慣れ親しんだ天上界を離れ、地上界である葦原の中つ国(あしはらのなかつくに)に降り立ったというシーンまでをお話しました。この“天孫降臨”のとき、天と地上の間の分岐点で、天降る邇邇芸命を出迎えて道案内をしたのが、猿田毘古神(さるたびこのかみ)です。

 邇邇芸命ご一行が、天の八衢(あめのやちまた)という分岐点にさしかかったときに、神々しい光を放った一柱の神がたちはだかっていました。顔はほおずきの様に赤く、鼻は天狗のようなユニークな風貌です。そこで、上から見守っていた天照大御神は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)を呼び、「おまえは肝が据わった勇気のある女神だ。あそこに立っている神の正体を確かめてきなさい」と命じます。

 天宇受売命が近づいてたずねてみると、「私は国津神(地上の世界の神)の猿田毘古神です。天津神の御子が天から降りられると聞いたので、ご先導をしようとお待ちしておりました」と答えました。天照大御神はひと安心し、猿田毘古神に先導役を任せることに。邇邇芸命は猿田毘古神の道案内のおかげで、無事に地上に降りることができたのです。

 その後、天宇受売命は猿田毘古神と結婚。急な結婚だったため、周りにあった荒木で急いで宮を建てた場所が、いまある荒立神社と言われています。天津神の天宇受売命と、国津神の猿田毘古神の結婚は、国内初の国際結婚と言えるかもしれません。天宇受売命は、やはり肝の据わった女神ですね。

荒立神社。猿田毘古神と天宇受売命の夫婦二柱が仲良く祀られています。
夫婦和合ということから、縁結びの御利益も期待!

 天孫降臨の先導役をした猿田毘古神は、言わば人生の水先案内人! 人生の岐路に立ったとき、何かヒントをくださるかもしれません。荒立神社のご祭神は、猿田毘古神と、その妻になった天宇受売神。運命の恋をつかむ一歩を後押ししてくれるはず!!

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木戸寛孝
(株)umariのコンセプターとして、丸の内朝大学の講師、雑誌DiscoverJapanの「ニッポン西遊記」などのプロジェクトを通じて日本神話の世界を分かりやすく伝える仕事に参画。(株)電通を退職後、4年間、農業を営む経験もあり、現在は国際NGO世界連邦運動協会の常務理事も務める。

吉田明乎(よしだ・あきこ)
1973年生まれ。日経ウーマンなどの女性誌を中心に執筆するフリーライター。神社仏閣巡りが趣味。『こころ安らぐ「仏教女子」入門』(洋泉社)に共著者として参加。執筆のために高野山に取材に行き、すっかり空海ファンになった。
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