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途切れぬ恋と数回の結婚~究極のアキンド女!?

2012年10月5日

「あの男とも寝た」「その人とも寝た」…元祖アキンド女

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 自分の存在を「物語」にして「商売」にしていく女を「アキンド女」と名付け、さまざまなアキンド女の生き方を語ってきた。

 一方で、成功していながらも、自分の「女」の「物語」を売りにすることをよしとしない「サムライ女」もいる。

作家は、ゴシップを提供する“芸能人”

 元祖アキンド女として、瀬戸内寂聴(元祖アキンド女の“子宮作家”)と、岡本かの子(「童女か聖女か」…伝説のアキンド女の恋愛)と、林芙美子(桐野夏生も描いた“アキンド女性作家”)について語った。

 何人かの若い読者から「昔の小説家ってなんだかすごいですね」という感想をいただいているのだが、明治から昭和にかけての作家は、ある意味では今の芸能人のように、ゴシップやスキャンダルを提供する存在でもあった。

 日本の文壇では、「私小説」を重視してきたこともその一因だろう。むちゃくちゃな私生活を送っても、それを作品に昇華できたわけだ。

 元祖アキンド女として、女性作家が多いのもうなずけるところだと思う。

 『文士と姦通』(川西政明著、集英社新書)では、姦通事件で投獄された北原白秋(この時代不義密通は犯罪だったのだ)、北原の投獄に衝撃を受け愛人から逃げ自殺した芥川龍之介、妻を佐藤春夫に譲った谷崎潤一郎、姪を妊娠させパリへ逃げた島崎藤村、人妻編集者と心中した有島武郎、二度の姦通事件の志賀直哉、夏目漱石の幻の姦通説、女性に振り回され精神を病んだ宇野浩二、前々回取り上げた岡本かの子、そして佐多稲子についても語っていて、面白い。

 さて今回は、『文士と姦通』にもとりあげられている元祖アキンド女の宇野千代について語っていこう。

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Profile
深澤真紀
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
1967年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。卒業後、いくつかの出版社で編集者をつとめ、1998年、企画会社タクト・プランニングを設立。若者、女性、食、旅など、様々なテーマの企画や執筆や講演も行っている。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名、「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内だけはなく世界で話題になる。平成の女性を語った『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社)など著書も多数。公式サイトhttp://www.tact-planning.com
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