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女性誌有名人の“サムライ女”とは

2012年9月7日

成功しても「女」「プライベート」を売りにしない「サムライ女」

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 自分の存在を「物語」にして「商売」にしていく女を「アキンド女」と名付け、さまざまなアキンド女の生き方を語ってきた(これまでの記事は⇒こちら)。

一方で、成功していながらも、自分の「女」の「物語」を売りにすることをよしとしない「サムライ女」もいるものだ(余談なのだが、当初「モノノフ女」と名付けようかとも思っていたのだが、アイドルのももいろクローバーZのファンをモノノフと呼ぶため、今回は誤解を避けるために「サムライ女」と名付けた)。

 彼女達は、それまで男性が使うことの多かった 「甲斐性」や「沽券(こけん)」を重視し、「男たるもの」ならぬ「女たるもの」という美意識を持つなど、さまざまな理由で「サムライ女」を生きているのだ。

  ちなみに、「甲斐性」とは、「物事をやり遂げようとする気力、根性。また、働きがあって頼もしい気性。多く、経済的な生活能力をいう」で、「沽券」とはもともと「地・山林・家屋などの売り渡しの証文。沽却状。沽券状」という意味だったのが、今では 「人の値うち。体面。品位」(すべて『大辞泉』より)として使われている。

上野千鶴子、香山リカ、ナンシー関、ちきりん

 これから、さまざまなサムライ女を、紹介していこうと思っている。

 最初は「社会派文化人」だ。

 『おひとりさまの老後』がベストセラーになった社会学者の上野千鶴子、「カツマーvsカヤマー論争」でも話題になった精神科医の香山リカ、没後10年たっても人気の衰えない消しゴム版画家のナンシー関、『自分のアタマで考えよう』などがベストセラーになっているブロガーのちきりん。彼女達の作品のファンであっても、その私生活については知らない人が多いだろう。

 ちきりんに至っては、本名も顔も非公開で、対談や講演会にもマスクをかぶってくるという徹底ぶりである。そのためにいまだにWikipediaに項目も立っていないくらいなのだ。

 彼女達は、自分の「思想」を知らせることを重視し、「女」の「物語」はその邪魔になるし、それを見せることは面倒くさいことだと考えているのだ。

モデル、料理研究家…。女性誌有名人の「サムライ女」ぶり

 そして「女性誌有名人」。これは女性誌で人気のあるモデルや料理研究家だ。

 女性誌に載っている有名人は、「女」という「物語」を商品にしているのでは? と思うだろう。

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Profile
深澤真紀
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
1967年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。卒業後、いくつかの出版社で編集者をつとめ、1998年、企画会社タクト・プランニングを設立。若者、女性、食、旅など、様々なテーマの企画や執筆や講演も行っている。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名、「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内だけはなく世界で話題になる。平成の女性を語った『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社)など著書も多数。公式サイトhttp://www.tact-planning.com
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