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性格は変えられないが、行動は変えられる

2012年8月9日

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成功率2%以下の「人を見る目」

 こんな話があります。

 人はものごとを判断するとき自分の記憶を材料にしますが、これが実はひどくいいかげんなのです。

 たとえば、面接官が人を採用するときは60秒から90秒でだいたい決まってしまいます。面接に来た人の見た目や動作、ちょっとした受け答えなどから、「この人はあの人に似てるからきっといいやつだなぁ……」などと、自分の知っている誰かと重ね合わせてしまうのです。

 つまり、自分と仲のいい人や好きな人に似ている人を自然と高評価してしまうのですが、これでいい人が取れる確率は2%以下だと言われています。

 利害関係重視のビジネスの世界でさえそうなのですから、普段の人に対する見方はもっと偏っているでしょう。

 たとえばパッと会って、「今までこんな人と会って嫌だったなー」という印象で苦手だと思ってしまう。

 でも、実際に相手について何を知っているだろうかと書きだしてみると、実は何1つ知らない。それなのに、苦手と決めつけていることが多いのです。

 「あいつはゆとりだから……」「テニサー上がりだから……」「男(女)なんて……」「理系はこれだから……」なんていう言葉の奥には、“自分の知っている誰か”がいるのです。

性格は環境で変わるものだが・・・

 では、どのようにすれば人に対する見方を克服できるのでしょうか?たとえば「皮肉っぽい」「引きこもりがち」などの性格を変えてしまうのが方法の1つです。

 しかし、人の内面や性格というのは環境によって変わってくるものです。自分がどんな境遇にいるのか、誰と一緒に過ごしているかで少しずつ変わっていきます。

 以前、僕(イオタ)の知人がメンタルを崩して会社に行けなくなってしまったことがありました。

 ところが、その人が実家を出て一人暮らしした途端、心も体もすっかり元気になったのです。

 環境が変わったことでものごとに対する受け止め方が変わり、結果的に性格も変わったのでした。

 「じゃあ、性格を変えるためには環境を変えたらいいの?」と、そんな乱暴な話ではありません。

 引っ越しや転職は簡単にできることではありませんし、そもそも、それで性格がいい感じに変わるかというと、そううまくはいかないものです。

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Profile
五百田達成(いおた・たつなり)・左
東京大学卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション」「恋愛・結婚・仕事」「生活者心理」「社会変化と男女関係」をテーマに執筆や講演を行う。“日本一女心のわかる男"として、働く女性や職場で女性との接し方に悩む男性などから多くの支持を集めている。
堀田秀吾(ほった・しゅうご)・右
明治大学教授。シカゴ大学言語学部博士課程修了。ロックと空手を愛する異色の言語学者。学内では研究者らしからぬ熱血指導が支持され、「明治一受けたい授業」に選出されるなど、学生からの信頼も厚い。言語学、法学、社会心理学などの様々な学問分野を融合した研究法に定評があり、コミュニケーション心理の研究を行う。
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