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出産日を過ぎても産まない馬

2012年8月1日

人知れず流産していたホーリー

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 エリーとマッハの一件が落ち着いてきた頃、出産予定日を過ぎても子を産まないホーリーを診察してもらってみると、なんと、お腹の中が空っぽだった。

 まだ胎内で大きくなっていない時期に、人知れず流産してしまったのだろう。馬たちを自然体で過ごさせているこの牧場では、過保護な管理を一切しないために、誰も気が付かなかった。

 きっとホーリーは、そのことを知っていたのかもしれない。だからあんなにも、エリーの子馬を欲しがり、母になろうとしたのだ。

 そんなホーリーに、なんだか私は切なくなってしまった。

 マッハはというと、葦毛の馬は脱皮するのか……、と思うくらいに毛が抜けてきて、濃いコーヒー色になってきた。しかしこれは、まだお色替えの途中で、いずれマッハはエリーと同じ灰色の馬になる。

 子馬を巡ってホーリーとエリーがケンカをしていたときに、てっきりホーリーの子だと勘違いしてしまったのも、子馬が母親と同じ灰色ではなく茶色をしていたからだ。あのときの私は、葦毛の子が茶色で生まれてくることなど、まったく知らなかった。

続きはWEB版「ナショナル ジオグラフィック」(2ページ目から)でご覧ください。

この記事はWEB版「ナショナル ジオグラフィック」の連載「今日も牧場にすったもんだの風が吹く」の最終話 みんな成長したぞ!……たぶんね。を一部転載したものです。

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廣川まさき
廣川まさき(ひろかわ まさき)
ノンフィクションライター。1972年富山県生まれ。岐阜女子大学卒。2003年、アラスカ・ユーコン川約1500キロを単独カヌーで下り、その旅を記録した著書『ウーマンアローン』で2004年第2回開高健ノンフィクション賞を受賞。近著は『私の名はナルヴァルック』(集英社)。公式サイト
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