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妻の言葉のDVで旦那が帰宅恐怖症に

2012年8月30日

旦那に多くを求めすぎて悪循環になった夫婦

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TODAY'S CASE
妻・純子(仮名) 30歳 専業主婦
夫・壮太(仮名)


 結婚4年目の壮太と純子。結婚した当初はうまくいっていたが、2年前に子どもができて以来、子育ての過程で純子が急変し、何かにつけ、壮太に文句を言ってくるようになった。「あなたは本当にふがいない」「テレビばっかり見ていて何も手伝わないわね」と罵ってみたり、「○○ちゃんの旦那さんは子どもができてから出張しないことに決めたんだって」「毎週日曜日に子どもと公園に行くらしいよ」など、他人と比べるような発言も多かった。毎日のように文句を言われ続けた壮太は、純子と顔を合わせるのがイヤでわざと深夜に帰宅するようになる。リビングの電気が消えるまで家の周りをぐるぐる回りながら待ち、純子が寝たことを確認してから部屋に入るなどしていた。そんな生活が半年ほど続いたあと、壮太はうつ病と診断されてしまう。純子と離婚したいが、怖くて言い出せないから代理人になってほしいという相談で来た。

 壮太さんはひどく落ち込み、げっそりとした姿で相談に来られました。詳しく話を聞いてみると、妻のことが嫌いとか、愛がなくなったのではないとおっしゃいます。ただ辛く当たられるのが悲しいのです、と。「奥さんに優しくしてもらえるのならやり直したいですか?」と尋ねたら、「はい」というお返事でした。

 後日、私が純子さんと面談して話を聞いてみたところ、彼女には彼女なりの理由がありました。「夫に子どものことを相談したくても“疲れている”とそっけない態度を取られたり、家事にも協力してくれなかったのでイライラが募って言ってしまった」とのこと。

 壮太さんの正直な気持ちをお伝えしたところ、純子さんも自分の言動を反省し、「今後は優しくします」「彼の病気も一緒に治療していきます」と約束してくれて、離婚を回避することができました。

 DVの被害者=女性というのが一般的ですが、なかには、女性からのDV被害で苦しめられている男性もいます。その場合、「身体的暴力」よりも多いのが、日常的に文句や小言を言い、罵詈雑言を浴びせる、いわゆる「言葉の暴力」です。女性は気が強く、弁が立つ人が多いため、男性はなかなか言葉では勝てないのです。

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大渕愛子
大渕愛子(おおぶち あいこ)
1977年東京都生まれ。中央大法学部在学中に司法試験合格。「糸賀・曾我法律事務所」(現「瓜生・糸賀法律事務所」)を経て10年に独立、「法律事務所インフィニティ」を銀座に開設。11年、表参道に事務所を移転し、「アムール法律事務所」に改名。主な専門分野として、離婚、男女、DVなど。
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