• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

世代間ギャップがパワハラの原因に

2012年8月23日

上司が部下に慰謝料を払ったケース

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア
TODAY'S CASE
上司・博康 50歳 保険代理店・部長
部下・光輝 28歳 同社勤務
部下・翔 26歳 同社勤務


 保険代理店で部長を務める博康は、ことあるごとに部下である光輝と翔に対し、嫌がらせを繰り返していた。たとえば、喫煙者の光輝に対して「くさい」と扇風機の風を当て続けたり、「おまえらなんて解雇してやる」と罵ったり、また、あるときは「給料をもらっているのに仕事をしていませんでした」と念書を書かせたりもした。会社を辞めれば済むことではあるが、就職難の時代なのでそういうわけにもいかない。どうしたらいいでしょうか、とふたりで相談に来た。

 ふたりが受けていたのは明らかなパワハラ行為だったため、まずは証拠を集めてもらうように依頼しました。上司が罵っている声をICレコーダーや携帯で録音したり、書かされた念書のコピーを取ったりと、入念な準備をした上で、上司に民事責任として不法行為に基づく損害賠償を請求。

 その結果、光輝には90万円、翔には40万の慰謝料が支払われることで合意を結び、以後、パワハラ行為は一切しないという約束を取り付けました。

 このケースでは上司本人に対して損害賠償請求しましたが、使用者である会社に対して、使用者責任を追求する場合もあります。

 若い男性、とくに20代は、それまで親や先生にあまり怒られずに育っているため、非常に打たれ弱いのが特徴です。ある会社で40代の上司が20代前半の男性部下に対し「昨日、彼女とエッチしたの?」と気軽な気持ちで聞いたところ、すぐに総務に「セクハラを受けました」と通告されてしまったそうです。

 決して褒められたコミュニケーション法ではありませんが、少し前までは、男性同士ならば、許容されていた内容だと思います。けれど現代の若い男性にとってはそれすら我慢できないことなのでしょう。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

コラムのバックナンバー

Profile
大渕愛子
大渕愛子(おおぶち あいこ)
1977年東京都生まれ。中央大法学部在学中に司法試験合格。「糸賀・曾我法律事務所」(現「瓜生・糸賀法律事務所」)を経て10年に独立、「法律事務所インフィニティ」を銀座に開設。11年、表参道に事務所を移転し、「アムール法律事務所」に改名。主な専門分野として、離婚、男女、DVなど。
関連キーワードから記事を探す
コミュニケーション術ライフ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ