• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

身の毛もよだつ「ラン・オーバー」の意味

2012年7月19日

馬を抑えていた私は、気付いたら…

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

> 主な登場動(人)物はこちら

なんて、キモチがいいんだろう~。ふんわ~り。私は心地よい世界のなかにいた。友人たちが次々と挨拶に来ている。「や~、久しぶりだね~」と声をかけると、まるで立食会の人ごみにまぎれてしまうように、どこかにいなくなった。

「夕食だよ……」ぼんやりと少年の声が聞こえてきた。

 ん……? ジョシュの声だ……。

 あれ~、夢か~。でも、気持ちよく寝ているのだから、起きないよ~、もっと寝ていたい……。

 こんなにも心地よい眠りを、未だかつて経験をしたことがあろうかというくらい、私は眠りのなかに身を沈めていた。

 あれ? でも、いつ寝たんだっけ?

  そう思った瞬間、また「夕飯が冷めるよ」という小さな声が聞こえてきた。夕飯? 夕飯ってなんのことだろう?もう寝ているんだよ……。夕飯を食べたから寝ているんでしょう……。あれ~? でも本当に食べたのかな~? いつだろう? ま~、いいか~。

 キモチの良いふわふわとした眠りのなかで、そんなことを考えていたのを覚えているが、その間、どうやら現実世界の私は、意識がなかったようだ。

 朝を迎えたようになんだか徐々に目が覚めてきて、うっすらと目を開けると、私の顔を覗き込む子供たちの顔が見えた。

「あれ? なに?」

 周りを見てみると、私は自分の部屋の、床の上に寝ていた。

「あれ? なんで床の上に?」すぐ横には、自分のベッドがあるのに……。子供たちが、「覚えてないの?」と聞く。

 しばらく考えると、断片的な記憶がジグソーパズルを組み合わせるように蘇ってきた。そう言えば思い出した……。私は馬を抑えていたような……。

続きはWEB版「ナショナル ジオグラフィック」(3ページ目から)でご覧ください。


この記事はWEB版「ナショナル ジオグラフィック」の連載「今日も牧場にすったもんだの風が吹く」の第57話 身の毛もよだつ、ラン・オーバーの意味を一部転載したものです。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

この記事は役に立ちましたか?
働く女性のための「日経ウーマンオンライン」最新記事のお知らせを好きな方法で受け取れます。

  • メールアイコン

    11万2千人

    無料メルマガを購読する

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

コラムのバックナンバー

もっと見る

Profile
廣川まさき
廣川まさき(ひろかわ まさき)
ノンフィクションライター。1972年富山県生まれ。岐阜女子大学卒。2003年、アラスカ・ユーコン川約1500キロを単独カヌーで下り、その旅を記録した著書『ウーマンアローン』で2004年第2回開高健ノンフィクション賞を受賞。近著は『私の名はナルヴァルック』(集英社)。公式サイト
関連キーワードから記事を探す
暮らし方旅行・お出かけ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 12月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 12月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ