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「男なんてみな子供」~アキンド女の女性観

2012年7月13日

「仕事は」「子供は」…“アキンド女”から若い女性へののメッセージとは

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 自分の存在を「物語」にして「商売」にしていく女を「アキンド女」と名付け、その代表として漫画家の西原理恵子(以下、サイバラ/敬称略)を紹介した(サムライ女とアキンド女~3人の“成功者”

自分の人生を売りつくしている「かあさん」

 ギャンブルにはまった「無頼」、そして「毒舌」という作風を経て、サイバラは第3期である「かあさん」へと移っていった。

 この「かあさん」期に、サイバラは大ブレイクし、前回書いたように自伝的作品も次々と映像化されるのである。

 存命の女性作家でこれだけ自伝が映像化されることは、とても珍しい。

 アキンド女の師匠格である瀬戸内寂聴だって、こんな短期間にこんなにたくさんの作品を映像化されてはいない。

 それほどまでにサイバラはアキンド女として、自分の人生を売ってきたのだ。

結婚相手、「カモちゃん」は…

 サイバラは、ルポマンガ「鳥頭紀行」の取材で、フォトジャーナリストの鴨志田穣(以下、カモちゃん)と出会って結婚する。

 長男と長女が生まれ、仕事も忙しいサイバラはそれぞれの母親などの力を借りて子育てをして、その日々を「毎日かあさん」で描いていく。

 この作品はサイバラの代表作にもなり、手塚治虫文化賞、文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞、日本漫画家協会賞などさまざまな賞も受賞する。

 一方、夫のカモちゃんは、世界の紛争地帯での取材を続けていたストレスから、重度のアルコール依存症を煩っていた。

 さらに、自分の仕事はうまくいかないのに、漫画家として成功している妻へのコンプレックスや、「サイバラの夫」という扱いへのストレスなどから、その症状は悪化して、暴力や暴言をふるうようになり、入退院を繰り返すようになる。

 サイバラは当初、「自分がこの男をだめにしたのか」と悩むが、このままでは子供のためにならないと離婚を決意する。

 しかし…。

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Profile
深澤真紀
深澤真紀(ふかさわ・まき)
コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
1967年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。卒業後、いくつかの出版社で編集者をつとめ、1998年、企画会社タクト・プランニングを設立。若者、女性、食、旅など、様々なテーマの企画や執筆や講演も行っている。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名、「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内だけはなく世界で話題になる。平成の女性を語った『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社)など著書も多数。公式サイトhttp://www.tact-planning.com
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