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総選挙のあとで…AKBに学ぶ女性活用推進

2012年7月10日

AKB総選挙2位・渡辺麻友さん「てっぺんとる」宣言の意味

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 先日、“女性は「てっぺんとる」とか「天下とる」とかいわないよね?”という話で、ツイッター上で盛り上がりました。

 確かに私は、多くの成功した起業家や、トップ近くまで上り詰めた女性役員、グローバルな世界で日本では緒方貞子さんの次ぐらいに出世頭である女性など、いろいろな働く女性に会っていますが、彼女たちの口からそういう発言は聞いたことがありません。また、社会を変えたいと熱心にNPOや社会起業をやっている人も、「社会を変えたい」とは言いますが、決して「天下とる」とは言わない。

 この女性たちの、良い面では「和を重んじる」気質、その半面の「突出をさける」性質が、今、女性活用を推進する人たちの大きな悩みでもあります。「女性の役職者の割合を増やしたくても、手をあげる人がいない」と、どこの女性活用の担当者も私に嘆くのです。

 しかし私はゆとり世代の中に、ついに「てっぺんとる」と宣言した女性を発見しました。それはAKB総選挙で2位になった渡辺麻友さんです。

 「来年は1位になりたい」と、はっきり「天下取り」を宣言したのです。

 そりゃ、アイドルなんだから、上昇志向激しいんじゃないの…という見方もありますが、ギラギラしていた「もー娘。」に比べると、AKBは「みんなでトップをとる」というグループワーク。ゆとり世代は「いじめ」の激しかった世代でもあるので、「一人で目立つこと」は好きじゃない。しかしチームで目立つなら「みんなで渡れば怖くない」とばかり、がんばる傾向にあります。高校の先生が「一人だとやりたがらないんだけれど、スポーツの部活などで一丸となってがんばるときは、すごくがんばる」とゆとり世代の特徴を語っていました。

 リーダーの“たかみな”こと高橋みなみさんも「総選挙のことを最初に聞いたときは動揺した」と語っています。せっかく今まで仲良くやってきたのに、誰が「てっぺん」か、はっきりと順位をつける。ともすれば「仲良くみんなでがんばっていればいい」という予定調和に陥り、競争心をむき出しにしないゆとり世代のアイドルたち。総選挙は彼女たちに競争心を起こさせるための、秋元康氏の「仕掛け」だったのです。その仕掛けは見事に当たりました。

 「競争心のない、トップに立ちたくない女性たちをやる気にさせる」仕組みは、女性活用の担当者には参考になるはずだと思います。

 私は次の3つのことがポイントと思っています。

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白河桃子
白河桃子(しらかわ とうこ)
少子化ジャーナリスト、作家、大学講師。「仕事、結婚、出産、学生のためのライフプランニング講座」主宰。山田昌弘中央大学教授と共著の『婚活時代』において婚活ブームを巻 き起こす。経産省「女性が輝く社会のあり方研究会」委員 著書に「妊活バイブル」「女子と就活」「婚活症候群」など。最新刊『格付けしあう女たち』(ポプラ新書)
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