• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

知りたい!なりたい!こんな職業

自然の翻訳者「ネイチャーガイド」の仕事

2012年6月18日

三宅島でネイチャーガイドをするある女性の物語

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

四季折々に表情を変える大自然や、そこに生息する植物や生き物たちの現状を、

分かりやすく紹介するのがネイチャーガイドという仕事です。

今回は、三宅島のネイチャーガイド、西村ひとみさんにお話を伺いました。

西村ひとみさん
西村ひとみさん

●ネイチャーガイド歴5年。36歳。

●OFFの時間があれば、写真を撮ったり、海に入ったりして過ごします。1年間仕事を頑張ったご褒美に、旅行へ出かけるのも楽しみです。


三宅島ネイチャーツアー mahana
http://www.miyakejima.com/mahana/index.html


三宅島の旬を伝える“自然の翻訳者”

 海や山など自然の宝庫である三宅島。訪れるゲストの目的もさまざまです。西村ひとみさんは主に陸のガイドを中心に活動。依頼が入ると、「森をメインに」「火山景観を中心に」「半日コースで」など、ゲストの希望や人数に合わせてコースをアレンジします。夏にはキッズサマースクールなどで、環境教育や海プログラムのガイディングも担当。

 噴火活動を繰り返してきた三宅島では、火山の脅威を耐え抜いた動物たちや、何度もよみがえった美しい緑など、“強くたくましい自然”を見ることができます。ガイドをするときも、ただ自然を案内するだけでなく「立ち枯れているように見える木も、実は生きている」「この植物は絶滅の危機に直面している」など、その背景も詳しく説明。目の前にいる動物たちや植物を、より身近にゲストに感じてもらうこと、自然からのメッセージをかみ砕いて分かりやすくゲストに伝えることが、ネイチャーガイドの大切な仕事です。

自分を成長させてくれたイルカとの出会い

 イルカのトレーナーに憧れ、高校卒業後にワーキングホリデーで渡豪した西村さん。現地では独学で勉強し、帰国後にイルカトレーナーとしての道を歩き始めました。そんな折、仕事中にある事故で一頭のイルカの死に直面。その死を無駄にしないためには、飼育下にあるイルカだけでなく、海に住む野生本来の姿も知ることが必要だと感じたそう。ちょうどその頃、三宅島に近い御蔵島周辺に生息するイルカの存在を知り、三宅島に渡島。ドルフィンスイムインストラクターとして働き始めました。

 ところが、2000年の噴火により、奈良の実家に帰ることに。「もう島には戻れないかも」という不安を抱えつつ、「いつか戻れたときのためにスキルアップしていなければ」との思いを持って、大阪の動物飼育関連の専門学校で非常勤講師、その後専任教員として勤務を続けていました。

 ようやく2005年に三宅島の全島避難が解除。島での生活のおかげで成長できたと感じていた西村さんは、「今の自分にもできることがあるはず」と復興を目指す島への移住を決意。自然ガイド「キュルル」に所属し、火山や植物、動物などの知識を一から学びました。そして環境保全活動にも取り組みながらネイチャーガイドとしての経験を積み、2010年春に「三宅島ネイチャーツアー mahana」を代表とともに立ち上げました。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
就職・転職

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 12月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 12月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ