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今ドキ女性管理職入門

幸せな女性管理職になるためにできること

2012年6月21日

幸せな女性管理職になるために、あなたが今日から始められること

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 一般女性社員に向けた「一緒に仕事をしやすい上司とは?」というアンケートでは「男性上司」が49.3%、「違いはない」が44.2%。あえて「女性上司」を選んだのは6.3%(!)しかいなかった。
●参考記事「一緒に仕事をしやすい上司・部下とは?」

 ただ、「今の上司は男性ですか? 女性ですか?」という問いには、85.6%の人が「男性」と答えており、女性管理職が職場にいないことも関係しているのだろう。

「女性の敵は女性」にならないために…

 とはいえ、一般女性社員と女性管理職の間には壁があることも事実だ。

 特に一般女性社員が「こんな管理職にはなりたくない」というイメージはリアルで怖いほど。
●参考記事「一緒に仕事をしにくい上司・部下とは?」

 バリバリと働く姿に感心する反面、「ああはなりたくない」という本音が見え隠れしている。

 また、同じ女性管理職でも子どものいる人・いない人では立場が異なる。子どもがいない管理職では「ハンディキャップを感じる」36.7%に対し、子どもがいる管理職では42.3%と高かった。
●参考記事「女性であるがゆえに得したことある?」

 女性の敵は女性なのか…と思ってしまうが、日本女子大学人間社会学部教授の大沢真知子さんは「まずは同じ立場同士の人から始め、女性間でのネットワーク作りを」と勧める。

 「独身でキャリアを積んできた女性と、家庭も子どももある女性が理解し合うのは確かに難しいかもしれません。まずは同じ立場の人とネットワークを作るのでも良いと思います。女性同士が手を組んで声を上げれば、企業の上層部に意見が届きやすくなるのは事実。例えば企業では、育休制度は充実していても介護制度はまだまだのところが多い。将来、独身女性が親を介護しなければならなくなったときには、子育てが落ち着いた女性たちが支えて恩返しをするということもできます。こういったネットワーク作りは女性の方が男性よりも得意なはずです」

管理職になるのを望む・望まないにかかわらずキャリアの見直しを

 一方、「管理職になるなんて実感が湧かない、自分の会社では前例もないし……」──と思っている女性も多いのではないだろうか。そんな人たちに大沢さんは「キャリアの見直し」を勧める。

 「今は社内で昇進・昇格の機会が与えられていないし、自分も何となく現状に甘んじている。そんな人たちにも、ある日突然“仕事をやらされている感”から抜け出すチャンスは巡ってくるもの。大切なのは、仕事をしていて楽しいと思う“わくわく感”。それに巡り合う“セカンドチャンス”“サードチャンス”を自分でつかみましょう。あまり若いうちからチャンスをつかもうと躍起にならなくても大丈夫。自分のペースで、普段からじっくりスキルを磨いておくことが大切です」

 その上でやはり管理職に向いていない、興味がないとなれば、資格を取るなどして自分の専門分野を極めたり、起業したりという選択肢もある。現に女性管理職に向けた「20代、30代でやっておいて良かったこと」というアンケートでは

●「専門知識・技術力の向上。英語力をつける、世界を見る」(47歳・IT・課長クラス)

●「がむしゃらに仕事して、得意分野を作る。結婚と出産。公私とも人を巻き込んでネットワークを作る」(45歳・電力、ガス、水道・課長クラス)

「幅広いビジネス知識の習得。専門的な業務の幅だし」(41歳・メーカー、化学、医薬品・課長クラス)

●「20代の時に働きながらMBAを取得。次のポジションへの準備段階としてインプット重視で学んだ」(32歳・メーカー、化学、医薬品・課長クラス)

など積極的な回答が目立った。

 また、特に資格に関しては難易度の高いものは希少価値があり、「企業と交渉できる材料になる」と大沢さんはいう。

 「自分に強みがあれば、企業と交渉して理想の待遇やワークライフバランスを勝ち取ることも可能です。大切なのは現状に“腐らず”、仕事に対する意識を常に高めておくこと。誰もが抱きがちな“ここで辞めたら、どんなに楽だろう”という思いを乗り越えて、日々の仕事の中で得意分野を見つけ、スキルを磨き続けることなのです」


Adviser
大沢 真知子さん
日本女子大学人間社会学部
大沢 真知子さん
南イリノイ大学博士課程修了。経済学博士。専門は労働経済学。経済と女性の就業の変化を国際比較でとらえる。著書に『日本型ワーキングプアの本質』(岩波書店)

取材・文/三浦香代子

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