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「全然いいです」は全然よくありません!

2012年10月3日

読んでいる相手や聞いている人の予測を裏切らない文にまとめる

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 「次はこういう展開になるんだな」と、読んでいる相手や聞いている人の予測を裏切らない文にまとめること。これもまた、分かりやすい文章を作る秘訣である。

 そこで大きな役割を担っているのが、文章展開の予測に貢献する、「なら」「れば」「おかげで」などの接続助詞と、「恐らく」「決して」「全然」など陳述副詞の存在だ。
 「日本語はどんな展開になるのか最後まで読まないと分からない、とよく言われます。しかし、どんな展開や結論になるのかを、読む相手に予告し、理解の道筋を示すことは可能。この点に注意すれば、立派なおとなにふさわしい、気遣いのある明快な文章になるはずです」と石黒さんは言う。

 例えば、「おかげで」という良い結果を予測させる接続助詞や、「決して」という否定的内容を予測させる陳述副詞を文中に挟み込めば、読んでいる相手も、内容がいい話なのか、悪い話なのか、早めに見当が付くわけだ。

 ところが、この用法を間違えて使うと、それが会話でも、「えっ何?」と相手に違和感を抱かせ、混乱させる原因になってしまう。意外に間違いに気付かずに使っている言葉も多いので、次ページの事例を参考にしていただきたい。

 文章はもちろん、会話でも使うのは避けたほうがよい言葉もある。「だから」はその典型。本来、「何々だから、こうなった」と因果関係を表す接続詞なのだが、「『だから』は牽強(けんきょう)付会な表現であり、やたらに使うと強引な印象を与えてしまいます。『そこで』『そのため』など、ほかの言葉と使い分けることをお勧めします」(石黒さん)。

 また、「だから」や「ですから」には相手に駄目押ししたり、たしなめたりするような含みもあるので、使いすぎは控えたい。ビジネス文書でおなじみの「要するに」「つまり」を使うのにも注意したい。使いすぎると、「理解できないだろうから分かるように説明してやる」という不遜なイメージになりかねない。

 先の展開が予測しやすく、相手を思いやるシンプルな文章こそ、ビジネスシーンでの名文である。

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