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「てにをは」は意外に間違えやすい

2012年9月26日

「何を言いたいのかわからない」と言われてしまうあなたに…

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ビジネスシーンで、分かりやすいプレゼンをしたい、人に事実や気持ちを

正確に伝える文章を書けるようになりたい、と思った経験はないだろうか。

それにはコツがある。助詞や副詞を正確に使えば、ぐっと分かりやすくできるのだ。

 何を言いたいのか分からない、さらには結論すら意味不明という文章は意外に少なくないものだ。では、どうしたら分かりやすい文章にすることができるのか。

 「多くの場合、『てにをは』と呼ばれる助詞や接続詞、陳述副詞などを正確に使って、予測しやすい文にすれば、すっきり読みやすくなるはずです」と、一橋大学准教授の石黒圭さん。

 普段の会話では、「このケーキ、おいしいね」など、「は」も「が」もない、助詞の省略が一般化している。ここに「は」「が」などが入ると、特別な意味が込もる。「このケーキはおいしいね」と言えば、ほかと比較してこのケーキが美味の意味。一方で、「このケーキがおいしいね」だと、複数のケーキのなかでも、これが美味と強調した表現になる。

 プレゼンテーションで自分の研究成果を発表するような場合、「私が説明させていただきます」と毅然と言い切ることで、聞き手に自分を強くアピールできる。

 公的な場やビジネス上の会話、ビジネス文書には当然「助詞」が入る。「一般に公的な文書では『~は』を使って話題を継続させていくことが多く、小説では描写の焦点を絞るため『~が』が使われることが多いのです」(石黒さん)。

 また、回りくどい言い回しは、無駄な表現をそぎ落とせば、一読しただけで理解できる文章に変わる。「この件については」は「この件は」で、「日本語という言語は」は「日本語は」で十分。「格式ばった文章にしようとするほど、分かりにくくなりがち。不必要な言い回しを減らし、要点を簡潔に書くのがベストです」と石黒さん。

 もちろん、文学作品のように意図的に正しい文法の枠から外れた表現を使って情感の込もった文章を書いたほうがいい場合もある。「涙に頰を濡らす」「いにしえの都に遊ぶ」など、本来「で」とする助詞を「に」に変えるだけ。プライベートな手紙やキャッチコピーには、効果的な手法だ。だが、ビジネスシーンでは読み手、聞き手がすぐ分かるよう助詞にも気を配っておくのが、おとなのマナーである。

助詞一つで文章のニュアンスが変わる
「てにをは」(助詞)編

 例 01
「を」で意思を明確にする

蕎麦お願いします
VS.
蕎麦お願いします

「うどんか蕎麦か」と聞かれた時、「蕎麦で」とやんわり応じるのが最近の傾向だ。しかし、「これで」ではなく「これを」と、自分の意思をはっきりと相手に伝えたほうが積極的に選択したことが伝わるし、誤解も少なくなる。

 例 02
フォーマルな雰囲気を演出する

東京行きます
VS.
東京参ります

本日から開催します
VS.
本日より開催いたします

会話ではほとんどの人が「東京に」「本日から」を使っている。そこで、文書では、少し古い用法である「東京へ」「本日より」を効果的に使うと、フォーマルで雅な雰囲気が高まる。宴席の司会役が話すのにも最適だ。

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