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パワスポの次は古事記に注目!(3/3)

2012年4月4日

私たちが最近、神社に惹かれるのはなぜ?

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神社はお願い事ではなく、宣言をする場所

吉田:神社は、「神様、○○をお願いします」という他力本願の気持ちで行くのではなく、「私は○○をいたします!」と宣言する場所と聞いたことがあります。

木戸:その通りですね。本殿に飾られた鏡に映し出されるのは「自分の姿」です。そこに向かって「祈る」ということは、神の本質である「創造性」を、神の分け御霊(わけみたま)である「自分自身の心の内に創造性を発揮する」ことを象徴しているととらえることもできます。

 つまり、祈るとは「意を宣る」ことでもあり、他力本願だけではなく「自発」をうながす場所でもあり、むしろ自発こそが本質ではないのかと自分は考えます。創造とは、現状を変化させるチカラのことでもあり、予定調和的な繰り返しの日々に別れを告げ、「自分自身を変化させる」ことで身の回りの世界もよりよくしていくことを、心の中で「言挙げする」(誓いを立てる)場所でもあると思います。

 さて、神話の話に戻りますが、神話というのは、世界中に存在していて、ヨーロッパでいえば聖書やギリシャ神話、アジアであればインドのヒンドゥー神話、仏教の密教……そして日本では古事記と色々あるわけです。

吉田:編さんされた1300年前というと……、西暦712年ですか。

木戸:はい。日本全国各地にあった神話を一つにまとめようと、第四十代、天武天皇が古事記の編さん命令を出しました。記憶力に優れていた稗田阿礼 ( ひえだのあれ )という人物が口述し、太安万侶(おおのやすまろ)がそれを一貫性のあるストーリーにまとめたものが古事記と言われています。

 古代の人々は神社に集って他人との関係性を構築し、神話を知ることによって神様と結びつこうとしていたようです。

 それでは、私たち現代人にとって、古事記の物語は今、どんな気づきを与えてくれるのでしょうか。

(次回につづく)

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Profile
木戸寛孝
(株)umariのコンセプターとして、丸の内朝大学の講師、雑誌DiscoverJapanの「ニッポン西遊記」などのプロジェクトを通じて日本神話の世界を分かりやすく伝える仕事に参画。(株)電通を退職後、4年間、農業を営む経験もあり、現在は国際NGO世界連邦運動協会の常務理事も務める。

吉田明乎(よしだ・あきこ)
1973年生まれ。日経ウーマンなどの女性誌を中心に執筆するフリーライター。神社仏閣巡りが趣味。『こころ安らぐ「仏教女子」入門』(洋泉社)に共著者として参加。執筆のために高野山に取材に行き、すっかり空海ファンになった。
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