保湿とリラックスが同時に期待できる入浴サポーターを紹介

 保湿とリラックスを一度にかなえてくれる「アロマオイル入浴」。天然の精油に、油分などの保湿成分を加えた入浴剤も手に入る。ミネラル成分で肌の保湿因子を守るタイプもあるので、好みの香りを見つけてみてほしい。また、細かな酸素の泡で、オイルを小さな粒子にして溶かしたお湯が楽しめるお風呂システムを発見。浴槽の専用ケースに微量のオイルを入れてスイッチを入れると、酸素の泡とミクロのオイルが浴槽に広がり、ぬるめ約39℃のお湯でも体をしっかり温めながら、オイルのヴェールが全身を包んで、入浴しながらうるおいケアができるという。

「クナイプ バスソルト ローズ& カメリアの香り」
ドイツで採取したミネラル豊富な岩塩に、ダマスクローズの天然精油と保湿・抗酸化力に優れた椿油を配合。優雅でみずみずしい香り。600g、1600円(税別)。問/クナイプ☎ 045-620-9979

「ラベンダー バスミルク」
疲れや緊張を和らげる柔らかなオーガニックラベンダーの香り。オリーブ脂肪酸、オレイン酸グリセリルほか天然保湿成分を配合。200ml、2800円(税別)。問/ヴェレダ・ジャパン FREE 0120-070-601

パナソニックのバスシステム「オイルヴェール酸素美泡湯」
浴槽内のスイッチを押すと、霧の粒より小さい泡が浴槽全体に広がり、天然成分主体のオイルが均一に拡散。入浴剤を使わなくても乳白色の柔らかい湯に。美泡湯オイルにはラベンダーと無香料の2タイプがある。詳細はHPの全国のリビング ショウルームに問合せを。 sumai.panasonic.jp

(写真提供:パナソニック)
(写真提供:パナソニック)

Profile
野村有子さん
野村皮膚科医院院長(横浜市神奈川区)
慶應義塾大学医学部皮膚科教室を経て開業。アトピー性皮膚炎や乾燥性湿疹を中心に幅広く皮膚疾患の診断・治療に当たる。「乾燥対策には洗い方も重要。肌はこすらずなで洗いし、洗浄剤は低刺激のものを選んで」。

宮川明子さん
マザーズオフィスグループ代表
鍼灸師・整体師。自然療法スクール「アロマテラピーの学校」、アロマサロン「アロマスフィア」を運営。「香りが物足りない場合は、カップに熱湯と精油を入れて浴槽のそばに置く方法も」。
http://www.aroma.gr.jp

構成・文/渡辺満樹子、イラスト/金子なぎさ、デザイン/ディッシュ