現在、気になる髪の悩みは
現在、気になる髪の悩みは
髪形がきまらないことで、どのような気分・気持ちになるか
髪形がきまらないことで、どのような気分・気持ちになるか

 ヘアケアブランド「アジエンス」を展開する花王は、「髪の悩みと気分の関係性」に関する調査の結果を発表した。働く女性にとって、髪の状態は気分を左右し、仕事やプライベートの行動にも影響を与える場合もあるという。

 髪の悩みを持つ28歳―39歳の有職女性104人に、特に気になる髪の悩みを聞いたところ、「パサつき」(65%)が群を抜いて多く、次いで「乾燥」(28%)、「髪が広がる・まとまりにくい」(27%)が上位に挙げられた。その他の悩みにも一定数の回答が集まり、複合的な悩みを抱えている様子がうかがえた。

 自分の理想とする髪の状態でないために、憂鬱になるなどネガティブな気分や気持ちになることがあるか尋ねると、94%が「ある」と答えた。具体的には「気分・テンションがあがらない」(91%)が最も多く、「自分に自信が持てなくなる」(84%)、「憂鬱な気持ちになる(気分が沈む)」(71%)が続いた。また6割以上が「恋愛において消極的な気持ちになる(異性からの視線が気になることを含む)」(65%)や「物事に対して消極的な気持ちになる」(60%)など行動にも影響している。

 さらに約3割(28%)は「1日中気になって仕事が手につかない・集中できなくなる」と、仕事面での影響も感じている。

 髪が理想的でない(髪形がきまらない)ときと、いつもより仕事が忙しいときではどちらがより気分が落ち込んだり憂うつになったりするか聞いてみると、「髪形がきまらないとき」(43%)が「仕事が普段よりも忙しいとき」(35%)を上回った。

 自由回答では、「メイクやファッションで努力しても髪のコンディションが悪いと気分が落ち込む」(33歳)、「髪の状態が納得いかないときは、用事があっても他部署のところに行きたくない」(39歳)といった声が寄せられた。

■関連情報
・花王のWebサイト www.kao.com/
・アジエンスのWebサイト www.kao.co.jp/asience/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント