夜中に何度も目が覚める、ゆっくり眠った気がしない、朝目覚めたときにだるい……。忙しい日々の中、睡眠が十分でなく、不調を感じている現代人は少なくない。今日から実践できる快眠ルールで睡眠の質を高め、明日への活力を蓄えよう!

ストレス社会では睡眠こそ全ての基本!

睡眠コンサルタント<br>友野 なおさん
睡眠コンサルタント
友野 なおさん
株式会社 SEA Trinity 代表取締役。科学でわかる ねむりの環境・空間ラボ 主宰。順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程。日本睡眠学会、日本睡眠環境学会正会員。自身が睡眠を改善したことにより15kg以上のダイエット、さらに体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。科学的なエビデンスを基本とした行動療法からの睡眠改善、快眠を促す寝室空間づくりを得意とし、全国の講演活動を通じて約1万人を快眠へと導く。著書に「やすみかたの教科書」(主婦の友社)など。

 年々減少傾向にあり、世界的にも短いといわれる日本人の睡眠時間。「現代の生活スタイルが、睡眠の質も低下させている」と話すのは、睡眠コンサルタントの友野なおさん。

 例えば、スマホを寝る間際まで操作する、快眠を促す効果のあるお風呂に入らず、シャワーだけで済ませる、遅い時間の食事や寝酒、夜間のトイレを気にして水分を控える、眠る前にあれこれ一人反省会をする……。

 「こうした普段の行動が睡眠の質を下げ、その影響は体や心、脳にまで及びます。糖尿病や肥満などの生活習慣病、血液ドロドロや免疫力低下を招くほか、ストレスへの抵抗力が弱まってイライラしたり。昼間のパフォーマンスも下がります」

 睡眠時間増加は難しくても、質の改善は可能だ。そのために始めたいのが上記の“新快眠ルール”。「スマホや夜遅い食事など体への負担を減らすのはもちろん、瞑想を習慣化してメンタルやストレスをコントロールすることも有効」と友野さん。

健やかな眠りのための“入眠儀式”に

 さらに、このルールにプラスしたいのが、健やかな眠りをサポートする『グラソー スリープウォーター』だ。L-テアニンを配合しており、水分補給として夜、お風呂上がりや分食時に飲めば、朝目覚めたときの疲労感や眠気を軽減してくれる。

 「手軽に毎日続けられ、負担なく習慣化できるのが魅力。その習慣自体が入眠儀式となり、“これらがあれば大丈夫”という安眠のお守りアイテムになります。睡眠に悩みがある方にはその安心感こそが重要になる」と友野さん。さっそく気軽に実践できる快眠ルールを取り入れ、良質な睡眠を手に入れよう。