日常のおふろは健康管理に役立っていると思うか
日常のおふろは健康管理に役立っていると思うか
おふろ上がりの体を拭くタオルの種類は(地域別)
おふろ上がりの体を拭くタオルの種類は(地域別)
入浴の際の行動パターンは(地域別)
入浴の際の行動パターンは(地域別)

 湯まわり設備メーカーのノーリツは、11月26日の「いい風呂の日」にちなんで、おふろに関する意識調査の結果を発表した。全国の20歳以上の男女2000人を対象にアンケートを実施したところ、約9割(89.3%)が、日常のおふろは健康管理に役立っていると思う(「思う」と「まあ思う」の合計)と答え、入浴を健康維持のために取り入れている人が多いことが分かった。

 お風呂上がりに体を拭くタオルの種類は、「バスタオル」が約7割(71.8%)と主流で、「フェイスタオル」は3割未満(26.6%)だった。しかし地域別でみると、九州のみフェイスタオル派(52.4%)が半数を超え、バスタオル派(45.8%)を上回る。

 入浴後の行動パターンを聞くと、「かけ湯をする→入浴をする→体を洗う」という人がいずれの地域でも最も多かった。東海と関東では「体を洗う→入浴する」と「入浴する→体を洗う」の合計が約50%と他の地域より特に多く、かけ湯をする習慣が比較的少ない傾向が見られる。

 外国人に知って欲しいお風呂のマナーを挙げてもらうと、「かけ湯、かかり湯をする」(48.4%)が群を抜いて多く、「タオルを湯船にいれない」(19.6%)が続いた。

 外国人に伝えたいお風呂の魅力は、「洗い場がある(お湯に浸かる場所、洗う場所が分けられている)」(44.9%)、「最先端の技術(自動お湯はりなどの給湯機能や自動浴槽洗浄機能、保温効果の高い浴槽など)」(32.7%)が上位に挙げられた。

 また、外国人にお勧めしたい日本の温泉地のトップは大分県「別府」(11.1%)が選ばれ、以下、群馬県「草津」(10.9%)、大分県「湯布院」(9.6%)、北海道「登別」(9.0%)、神奈川県「箱根」(8.0%)の順となった。

■関連情報
・ノーリツのWebサイト www.noritz.co.jp/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント