読書の秋到来です。読者から寄せられたアンケートをもとに、働く女性たちにおすすめの本をテーマ別にご紹介。ウーマンオンライン読者が好んで読んでいると感じられる本は、スキルアップ系や自己啓発系の本や人間関係の悩みを解消してくれるものなど、読んで心をすっきり浄化させましょう。(2015年7月1日~7月29日 日経ウーマンオンライン読者調べ)

■仕事でさらに上を目指したいときに読みたい本

 ことしも残すところ後3か月で終わろうとしています。1年の総括として自分の仕事と向き合い、自分の今を見つめるとき、ちょっと手元に置いて読むだけで仕事へのモチベーションがぐんと変わりそうな本を集めました。

『伝え方が9割』
(佐々木圭一著 ダイヤモンド社)

なにげなく買ったのですが、なるほどと納得することも多かったですね。転職したばかりで周りは年下ばかりの職場。どうやってコミュニケートするか、自分の今までのやり方を見直すいいきっかけになりました。(42歳)

佐々木圭一さんの『伝え方が9割』です。上手に相手に伝えることができれば、話さなくてもこちらの伝えたい意図を理解してもらえるというもの。よく上司から「結論は?」と指摘されるので、伝え方を勉強したいです。(年齢不明)

『NHK式+心理学 一分で一生の信頼を勝ち取る法』
(矢野香著 ダイヤモンド社)

NHKキャスターとして17年、ニュース報道番組で活躍した著者が、NHKに受け継がれる“話し方”などを惜しげもなく教えてくれます。自信があるように見せる座り方など、会議の席などで実践できることが多く、本当に役立ちました。(年齢不明)

『なぜ、彼女たちの働き方はこんなに美しいのか』
(麓幸子編 日経BPヒット総合研究所)

日本を代表する有名企業で働き続け、ステップアップした女性たちが、仕事の醍醐味などを語ってくれています。自分のキャリアや今後の生き方を考えるヒントが満載でした。(32歳)

『3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知』
(ロビン・シャーマ著 海竜社)

人生のモヤモヤをなくし、前向きに効率よく時間を使い、仕事もプライベートも充実させるコツが101個載っています。すべてを実践するのは難しいですが、自分のブランドを確立させプロデュースする、地球を自分が見つけたときよりも少しでも良い状態にして人生を去るなどといった発想がとても印象的で、視野がぐっと広くなった気がします。(28歳)

『「あなたには、ずっといてほしい」と会社で言われるために、いますぐはじめる45のこと』
(藤井佐和子著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)

企業が女性に求める3つの条件に、なるほどなと思わされました。自分が会社での居心地を良くするためにも、また、会社から何が求められているのかもよくわかるようになりました。(年齢不明)

『サラリーマンは早朝旅行をしよう! 平日朝からとことん遊ぶ エクストリーム出社』
(日本エクストリーム出社協会編 SBクリエイティブ)

土日だけが自分のフリーな時間ではなく、平日の朝をもっと自分のために使ってよいのだなと目からうろこでした。仕事で追われてしまいがちですが、平日の可能性について考え方が広がりました。それで仕事もやる気UP!(41歳)

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』
(永井孝尚著 KADOKAWA/中経出版)

コーヒー業界各社の戦略を、物語形式で楽しく深く紹介している一冊。仕事に直接つながったわけではないのですが、いろんな商品やサービスがどういった目的や戦略で作られているかを知り、今までとは違う目線から仕事について考えるきっかけになりました。(34歳)