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フィギュア選手鈴木明子さんをどん底から救った絆

2016年7月5日

「どん底の経験があったからこそここまで続けてこられた」

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キレイもキャリアもハッピーも手に入れる! 自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのための総合イベント「WOMAN EXPO FUKUOKA 2016」が、7月17日にアクロス福岡(福岡・天神)で開催されます。このイベントには、第一線で活躍中の女性たちの実体験やターニングポイントなどが聞ける講演やセッションが数多く盛り込まれています。当日は、今年6月に婚約を発表された、プロフィギュアスケーターの鈴木明子さんも登場! 

鈴木さんは、2010年のバンクーバー五輪と14年のソチ五輪で8位入賞を果たし、2014年に引退。現在はプロフィギュアスケーターとして活躍しながら、振付師として本郷理華選手を指導するなど、フィギュア界で後進の成長を支え続けています。鈴木さんは、世界の舞台で闘い続けるために、自身の病気やプレッシャーをどう乗り越えてきたのでしょうか。今回は、引退後に思いを語った2014年のインタビューを紹介します。 (初出:2014年5月13日)

鈴木明子さん
フィギュアスケーター。85年愛知県生まれ。6歳からスケートを始め、15歳で全日本フィギュアスケート選手権4位入賞。バンクーバー、ソチの五輪2大会連続8位入賞。13年の全日本フィギュアスケート選手権では初優勝を果たす。2014年に引退。プロフィギュアスケーターとして活躍しながら、振付師として本郷理華選手を指導するなど、フィギュア界で後進の成長を支え続けている。著書に『ひとつひとつ。少しずつ。』(KADOKAWA)

 2014年の3月29日、世界フィギュアスケート選手権でフリーの演技を終えた鈴木明子さんは、22年間の競技生活を共にしたリンクにそっと手を触れた。このシーズンで引退を決めていた鈴木さん。「けれど、悲しい気持ちはありませんでした。氷に触れたときは、ただ『ありがとうございました』という気持ちでいっぱい。やりきったと思えていたし、そういう終わり方ができたことが幸せでした」と話す。

 常に笑顔で「スケートが好き」という気持ちを全身で表現してきた。しかし、過去には、摂食障害で氷の上に立てず、選手生命を危ぶまれた時期があった。きっかけは、大学に入学し、初めてのひとり暮らしで自炊を始めたこと。完璧主義の性格から、「自分の体形を絶対に管理するんだ」と神経質になってしまい、ご飯をきっちりと計るうちに食べることが怖くなってしまったという。

摂食障害発症から1年で復帰

 18歳で摂食障害を発症したとき、そこから病気を克服し、たった1年という早さで選手として復帰した。その陰には、母親の献身的なサポートがあった。病気が進行し、「これ以上痩せたら入院が必要だ」と医師から宣告された鈴木さん。「けれど、入院したら2~3年は治療の必要があると、いろいろな文献を読んで分かっていました。それまでスケートしかしていなかった私は、それだけの時間をかけて治療して、でももうスケートには戻れなかったら、何をするんだろう…と分からなかった。それで、母に『入院したらスケートができないから絶対に嫌だ』と言ったんです」

 当時の母親の心情を、「病院に入れれば治ると思っていたはず。私にスケートをさせたことを後悔していたとも思う」と振り返る。けれど、鈴木さんの懇願を受けて、「娘の病気は自分が治す」と覚悟を決めたと言う。「後から、その判断をしたことで、自分が子どもを失うことになっても、その責任を負うのは自分だと決めた、と話してくれました。そんな覚悟を持って私に向き合ってくれた母を、私は『自分を受け入れてくれた』と感じたんです。当時、自分ですら、病気の自分を認められなかった。当時の私をそのまま受け止めてくれたのは、母だけでした」

 そこからは、自宅療養で二人三脚。最初は、“食べる”という当たり前の行為ができない娘を理解しきれない母親の「栄養をつけるために食べなさい」「お願いだから食べて」という言葉に応えられず、自己嫌悪を募らせる日々だった。しかし、ある日、栄養を気にせず「食べられるものから食べようね」と言ってくれた。そのことがきっかけで、徐々に食べ物を口にできるようになった。

 「その経験を経て、私だけでなく母も変わりました。私の完璧主義は、実は母譲り。母も人に弱さを見せない人でした。けれど、二人とも、そのときから、いい意味で弱さを見せられるようになりました。母に自分の弱さを話し、それでいいんじゃないと言ってもらえるようになったことで、他の人に対しても、弱い部分を素直に出せるようになりました」

WOMAN EXPO FUKUOKA 2016で、鈴木明子さんの話が聞ける!

鈴木 明子さんスペシャルトーク
「スケートで学んだ チャンスをつかむ力 あきらめない力(仮)」」


●日時:7月17日(日)14:05~14:50
●場所:アクロス福岡(福岡・天神)
◆詳細・お申込みはこちら ↓
http://woman-expo.com/fukuoka/session/session-detail?m=1&eid=4
◆詳細はこちらから ⇒ http://woman-expo.com/

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