空き容量がなくても撮影できる“裏技”

 「AI920を持ち歩いていて助かった!」と思ったことがあります。出先で絶好のシャッターチャンスに遭遇。動画を撮ろうとiPhoneを取り出したものの、こんなときに限って空き容量がない……! いちいち古い動画など消していられない、むしろ消してもいい動画がない。そんなときはAI920を取り付けて、i-Memoryのカメラで撮影すればOK。iPhoneではなく、直接AI920に動画や写真を保存できます。デートやサークル活動、家族のイベントなどで、空き容量を気にせずにどんどん撮影できそうです。

i-Memoryのカメラで簡単に、空き容量を気にせずに撮影できる
i-Memoryのカメラで簡単に、空き容量を気にせずに撮影できる

スマホの通信制限を気にすることなく、その場で写真をシェア

 旅行や友人との集まりで撮った写真をシェアしたい――そんなときも、AI920を使えば、ネット環境の有無にかかわらず写真をコピーできます。AI920はネット経由でデータをやりとりするわけではないのがメリット。数枚の写真ならメールやLINEで送れますが、何枚もの写真はクラウド経由でシェアする場合が多いと思います。「帰宅してからWi-Fi環境のある場所で作業しよう」と後回しにしがち。特に、モバイル接続しかできない場合は、パケット通信量が馬鹿になりませんからね……。AI920があれば、帰りの電車や車内で、楽しかった時間を振り返りながら写真をシェアできるでしょう。写真を受け取る人は、アプリ上で欲しい写真を選んでコピーできるのが便利です。

友人のiPhoneにAI920を挿したら、欲しい写真にチェックを付けてコピーしてもらおう
友人のiPhoneにAI920を挿したら、欲しい写真にチェックを付けてコピーしてもらおう

ファイルサイズが大きい動画や写真も保存できる

 AI920付属のアプリ「i-Memory」は、約40のファイル形式に幅広く対応。動画や写真だけでなく、音楽やワード、エクセルファイル、情報量の多い4K動画やRAWファイルにも対応しています。たいていのファイルなら扱えるので、形式を気にせず使えると言っても過言ではなさそうです。

 iPhone6sからはフルHDの4倍の解像度をもつ精細な4K動画を撮影できるようになりました。ファイルサイズは、3分間撮影しただけで1GB程度にもなると言われています。スマホの容量を圧迫しそうな4K動画も、どんどん外のストレージに移せます。

 iPhoneだけでなく、デジカメで撮影した自慢の写真や動画を持ち歩くときも、AI920が使えます。最近のデジタルカメラで撮影した写真はファイルサイズが大きくなりがち。でも、AI920ならファイルサイズを小さくする手間なしに、そのままドンと保存できます。せっかく一眼レフできれいに撮れた写真は、眠らせずに持ち歩けますね。