実際の出費額は当初の転職予算と比べてどうだったか(転職時に消費行動をとった人)
実際の出費額は当初の転職予算と比べてどうだったか(転職時に消費行動をとった人)
消費したモノやサービスと平均支出額は(転職時に消費行動をとった人)
消費したモノやサービスと平均支出額は(転職時に消費行動をとった人)
モノやサービスを購入した理由は(転職時に消費行動をとった人)
モノやサービスを購入した理由は(転職時に消費行動をとった人)

 人材採用・入社後活躍を支援するエン・ジャパンは、同社が運営する求人・転職支援サービス「エン転職」の利用者3998人を対象に、転職活動中の消費について調査した結果を発表した。それによると、転職は想像以上にお金がかかると実感している人が多い。

 転職活動を経験した人の60%は転職にかかわる消費をしたことがあり、そのうち半数以上(55%)が、「実際に使った額は当初用意していた転職のための予算と比べて多い」と答えた。

 転職活動中に消費したモノやサービスは、「衣類の買い替え」(69%)が最も多く、「ビジネスグッズの購入」(43%)、「資格取得や勉強、習い事」(38%)が続いた。

 具体的な消費対象を詳しく尋ねると、「衣類の買い替え」では「ビジネススーツ」(77%)や「ビジネスシューズ」(53%)、「ビジネスグッズの購入」では「文具」(53%)や「ビジネスバッグ」(43%)、「専門書」(32%)が上位に挙げられた。「資格取得や勉強、習い事」では「パソコンスキル」(37%)の人気が高い。

 消費した金額を聞くと、「衣類の買い替え」は平均3万5226円、「ビジネスグッズの購入」は平均3万4869円、「資格取得や勉強、習い事」は平均13万3949円だった。また、転職活動に関連して「引っ越し」をした人は平均24万2374円支出した。