今年もあと少し。「おそうじしなきゃ!」と思っている方も多いかと思います。でも、おそうじすべきはお部屋だけではありません。気温や湿度が下がってくると、体も老廃物がたまりやすくなります。腸の動きが悪くなって「便秘」に、血行が悪くなって「冷え」に、肌が「乾燥」して角質がたまります。心もうつうつしがちです。だから、体も心も「大そうじ」すべき時期! 今年は全身大そうじして、ぴかぴかで新しい年を迎えませんか?

 ……というのが、日経ヘルス最新号の内容です。

 では具体的にどうやっておそうじするか、ご紹介します。

 まずは、「腸」。腸をおそうじする3大成分に、食物繊維、乳酸菌、そしてオイルがあります。これら3つが入った「ひとさじ常備菜」のレシピを掲載しています。作っておいて、ひとさじのせたり、混ぜたり、お湯に溶かすだけ!と、とっても便利です。

 イチオシは、アボカドヨーグルト。意外に食物繊維の多いアボカド、乳酸菌たっぷりのヨーグルト、オリーブオイルのほか、レモン汁、塩コショウを混ぜたものです。そのまま食べても、パンにのせてもおいしいですよ!

 そして、「お口」。実は唾液は、口内のおそうじ液でもあります。だから、唾液をたっぷり出せば、歯垢がつきにくく、口臭、歯周病を防げるとされています。唾液は、なんと唾液腺を押すだけでジュワッと出てくるんです。そこで、3つの唾液腺を押すだけの「唾液でるでるマッサージ」をご紹介しています。

 さらに、リンパで大そうじ。リンパは、全身をくまなくおそうじしてくれています。そんなリンパの働きを高める「リンパメトリック&リンパストレッチ」をご紹介しています。これはリンパ関連のメソッド本で、累計80万部を突破した薬剤師・加藤雅俊さんの方法です。「リンパメトリック」とは、筋肉をギュッと縮める動き。これでリンパがドバっと流れるそうです。このあとにストレッチを行えば、そのリンパの流れがキープできる……というとっても簡単なメソッドです。

 毛穴のおそうじは、「1分!指スクラブ洗顔」で。しっかり毛穴をおそうじすると、肌が潤って、弾力が出てきますよ! かかとのガサガサがつるつるになる方法も掲載していますので、この2つでうるツヤ肌を叶えます!

 このほか、「心のおそうじノート」では、書くだけで、もやもややイライラが消える方法をご紹介。

 そして体や心だけでなく、本当のおそうじ術も! 「ダニ&カビを寄せつけない、アレルギーを防ぐそうじ術」です。気密性の高いマンションなどでは、室内の温度と湿度が比較的保たれるため、1年中ダニやカビが繁殖することがわかってきました。特に、気をつけたいのが5カ所です。