シミ、ほうれい線、乾燥、毛穴……、肌の悩みはつきないもの。でも、年齢のわりに肌が若々しいという人がいますよね。肌色が明るくて、キメが細かく、潤いとハリ感がある……。そんな肌になるための方法を、日経ヘルス4月号ではご紹介しています。一冊まるごと「美肌の教科書」! しかもお金がかからないセルフケアばかりです。

 医師や専門家の取材によって導き出した、美肌になる基本をご紹介しましょう。それは、二つ。肌を“守って”“鍛える”ことです。

 まずは、肌を“守る”。
 最近、紫外線以外に、PM2.5や近赤外線、ブルーライトが肌に悪影響を及ぼすことがわかってきました。第一に、これらから肌を守る必要があります。これらをカットする専用の化粧品が役立ちますが、同時に肌のバリア機能(“守る”力)を高めて、外部の刺激から強い肌にする必要があります。

 そのためには、実は保湿が不可欠。肌が乾燥していると、バリア機能が弱くなってしまうのです。また、摩擦は、シミの一種、肝斑などの原因になるので、そーっとやさしくいたわるようにスキンケア&メイクすることがポイントです。

 そして、“鍛える”。
 顔の表情筋は徐々に衰えます。その結果、顔の脂肪を支持できず、垂れさがります。このたるみを抑えるためには、顔の筋肉を適度に鍛える必要があります。

 これらのポイントを押さえながら、今回3つの悩みに応じた「2分スキンケア」をご紹介しています。なぜ2分なのか……?それは、過剰なケアが摩擦につながる可能性があるから。やりすぎない2分くらいのケアがちょうどいいんです。

 まず一つめが、シミ・くすみ対策、つまり肌の“色”対策です。これには、タオルで行う「美白スチーム」がお薦めです。

 ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さんが考案した方法で、タオルを筒状にしてその間に45~50℃のお湯を注ぎ、絞って作った「スチームタオル」を肌に当てるだけ!そのあと、そのタオルで目・鼻・口まわりをぬぐい、耳や首のリンパを刺激します。これだけで血流やリンパの流れが上がり、古い角質がとれ、肌がワントーンアップします。

 さらに、もっと効果を高めるための、皮膚科医・慶田朋子さん考案の美白ラップパックもご紹介しています。

 二つめは、ほうれい線など、肌のたるみ対策です。これには、「えくぼゆらし」が効果的。えくぼの部分を指ではさんで、マッサージした後、フルスマイルを10秒キープするだけ!顔が引き上がり、ほうれい線も薄くなります。

 三つめは、乾燥肌・毛穴対策です。これには、砂糖(上白糖)を洗顔時に用いる「砂糖洗顔」がお薦めです。砂糖は実は天然の保湿剤。べたべたしないのに、肌がしっとり、もちもちになりますよ!

 この3つの肌悩み別に、コスメ&サプリ、悩みが目立たなくなるメイク術もご紹介しています。

 今、美肌になる、疲れがとれるなどといった効果で話題の「水素水」の使い方ガイドも。「水素水」を飲んで効かせる方法、「水素発生入浴剤」を使ってお風呂で効かせる方法などをまとめています。

 今号では、肌だけでなく、髪や歯の悩みを解決する方法もあります。歯磨きでもOK!歯を白くする「ホワイトニングガイド」、白髪・薄毛を防ぐ「頭皮押すだけ!オイルマッサージ」をご紹介しています。

 そして、大人気!考案者が26kgもやせたという「やせる!作りおきおかず」。付録には、1日1分!「美脚・美尻エクササイズ★30日ダイアリー」がついています。ヒップアップや太ももやせが一カ月でかなえられます。

 ぜひ日経ヘルス4月号で、肌・髪・歯をキレイに、全身に磨きをかけてくださいね。

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