浪費しているつもりはないのに貯まらない人は、「自分サイズ」の支出額を把握できていないのかも!? ライフスタイルや年収別の支出額の目安も参考に、無理なく貯められる金額を把握して。

自分サイズの支出額を知れば無理なく貯められる

 「お金の貯まり方を左右する2大要素は、お金の使い方と、稼ぎ力。たとえ収入が低くても、“自分サイズ”のお金の使い方をしている人は、きちんと貯めています」。こう話すのは、FPの八ツ井慶子さん。「自分サイズとは、自分の収入に見合っているということ。毎月、お給料を使い果たしてしまうようなら、それは自分サイズのお金の使い方をオーバーしている可能性大。収入に見合わないお金の使い方は、他人から見てもちぐはぐに映るはずです」。

 とはいえ、自分を成長させるには、時には思い切った自己投資も必要。「大事なのは自己投資の本気度です。例えば20万円かけて何かの講座を受講しようと思うなら、現金で20万円を引き出して目の前に置いてみましょう。そのお金がなくなっても、受講後の自分に魅力を感じられそうかを判断材料にしてみて」。

 下で紹介するライフスタイルと年収別の支出の目安も参考に、「自分サイズの支出額」を把握し、無理なく貯められる金額をシミュレーションしよう。

この人に聞きました
八ツ井慶子さん
ファイナンシャルプランナー
金融機関勤務、家計の見直し相談センターの相談員を経て、生活マネー相談室代表。「お金にとらわれ過ぎず、気持ちよくお金を使えること」をモットーに家計づくりを提案。城西大学経済学部非常勤講師のほか、WAFP関東(女性FPの会)会長も務める。

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