限られた時間をフルに使って、高い目標をクリアしているグーグル社員の声を結集。メールの返信ルールや会議の進め方など、カテゴリ別に、グーグル流の仕事術を徹底解剖します。

三流は常に締め切りギリギリ、もしくは間に合わない
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二流は残業をしてでも、締め切りはキッチリ守る
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Google流は残業をせずに、効率良く仕事の成果を挙げる

Google流メール術

二流はパソコンから丁寧な文章で返事を送る
 ⇒ Google流はモバイルから、できるだけ早く返信する
メールのやり取りで大切なのは、必要な情報を素早く返し、問題解決のスピードを上げること。外出先でもスマホなどから端的な言葉で返信する。

二流は上司やチームメンバー全員にccで情報共有
 ⇒ Google流は情報共有が不要な人はどんどんccから外す
情報共有の必要性が低い人はccから外す。受信するメールの数を安易に増やさないよう配慮し合うことが、互いに時間のムダを減らすことにつながる。

Google流会議術

二流は会議の前に、その日の議題を共有する
 ⇒ Google流はチャットで会議の必要性を見極める
会議の開始時刻前に、チャットなどで参加予定のメンバーと会議の必要性を確認し合う。複数人で集まる必要性が薄ければ会議をキャンセルする。

二流は会議は最後までフルに参加する
 ⇒ Google流は自分がいる必要がないと判断したら会議を抜ける
会議開始時に提示されるアジェンダ(議題)を見て、自分が発言する必要はないと分かれば、「結論だけ後で教えてください」と伝えて途中退席してもOK。

Google流集中力アップ術

二流はできるだけ長い時間、集中しようと努める
 ⇒ Google流は3分、5分の休憩タイムを欠かさない
集中力が切れてきたら社内のカフェスペースまで歩いたり、お茶を飲んだりしてリフレッシュ。ダラダラと仕事をするより結果的に効率が上がる。

二流は仕事に集中しながらも、周りへの気配りを絶やさない
 ⇒ Google流は集中したいときは、周囲を気にせず「引きこもる」
自分の仕事に集中したいときは、時間を決めて小会議室にこもったり、「集中タイム」といったメッセージを外に発信したりした上で、業務に専念する。

写真/佐藤和恵

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