13日、杏さんが第一子、第二子となる双子を妊娠中であることが明らかになりました。女性誌の報道をきっかけに杏さんの所属事務所が公表したもので、具体的な妊娠週数は明らかにしていませんが出産予定日は今年の夏頃ということです。

 また、これを受けて杏さんも16日に、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組内で妊娠の事実を認め「(双子ということで)色々と違うケースになるみたい」だとコメント。事務所側も双子であると判明したことにより「安定期と特に言える時期がございません」とし、出産までは静かに見守ってほしいと周囲への配慮を促しました。

やっぱり、双子の妊娠は大変?

 一般的に「妊娠」と聞いてまず思い浮かべるのは、妊婦のお腹の中、つまり母体に赤ちゃんが1人の状態かと思います。この状態を「単胎妊娠」と呼びますが、母体に対し2人以上の胎児がいる場合を「多胎妊娠」、双子の場合は「双胎」と呼びます。では、三つ子の場合は何と呼ぶかご存知でしょうか。正解は「品胎(ひんたい)」。品という漢字の中に、まったく同じ三つの部首が集まっていることに由来しているそうです。

 妊娠してお腹が大きくなると腰痛などのマイナートラブルも起こりやすく、貧血や息切れに悩まされることもあります。双胎妊娠となればお腹に胎児2人分の重さを抱えているということですから、大変さはなおさらでしょう。

 タレントのインリン・オブ・ジョイトイさんは2009年に第二子、第三子となる男女の双子を出産しましたが、出産前日のお腹回りのサイズはなんと111cmにもなったそう。自身のブログで大きく前に突き出たお腹の写真を公開し、「ご飯を食べる時は、お腹のせいでテーブルと口の距離があまりにも離れてしまうから、お腹の上に食べ物が落ちてしまって困った」と語っています。

イメージ写真/PIXTA
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 また、歌手の山下久美子さんは2000年に41歳で第一子、第二子となる双子の女の子を出産。2ヶ月ほど早く生まれたため赤ちゃんは1600g弱と800g弱の未熟児でしたが、数ヶ月の入院を経て、今は元気いっぱいに成長していると出産後に出演したトーク番組で話しました。

 インリンさん、山下さんのように、単胎と比べて心配事も少なくない双子の妊娠。杏さんが「色々と違うケースになる」と発言したのは、このような理由からではないかと思われます。