「白い肌だ!」「どうなってるの!?」と人気者になる

 マサイのマーケットを歩いていると、ドライバーのシンバがマサイ版マイルドヤンキーたちに声をかけられていました。

休日はショッピングモール(マサイのマーケット)で遊ぶ人たち
休日はショッピングモール(マサイのマーケット)で遊ぶ人たち

 シンバと知り合いらしい彼らは、わたしに対しても「白い肌だ! どうなってるの? 見せて!」と声をかけてくれて、腕を差し出すと「すげぇ…」とまじまじ見つめられました。
 「触っていい?」と聞かれてOKすると、指でつついたあとに「わぁーー!!」という良いリアクションをされて可笑しかったです。
 肌が白いというだけで、こんなにウケてラッキー。

 このあとも、個性的な人たちに会いました。

しゃべっているときは柔和なお兄さんだったのに、カメラを向けた途端キリッ
しゃべっているときは柔和なお兄さんだったのに、カメラを向けた途端キリッ
かっこいいおじいちゃんたち。どことなく座頭市っぽいです
かっこいいおじいちゃんたち。どことなく座頭市っぽいです

 テレビなどで報道されているように、マサイ族の人たちは携帯などを持っています。でも、ここで暮らす人々の様子を見て、生活が便利になるとすぐに独自の文化がなくなるかというと、そうではないなと感じました。

 このあとはいつも通り、12時頃にはロッジに戻ってランチ。
 食事をしながら、給仕係のステラの子どもの写真を見せてもらいました。

タブレットで
タブレットで

ステラ「2歳半なの」
マサイ族のレニス「かわい~!」
ス「(写真を見せながら)これは旦那さんとわたし」
私「ラブラブだね~!」
ス「ミホは子どもはいないの?」
私「いないよ、シングルだよ」
ス「レニスいいんじゃない?」
レ「僕が27歳、ミホは29歳か~悪くないね」
私「年齢の問題!?」
レ「僕もいっしょに日本に帰りたいな~。ノープロブレムでしょ?」
私「プロブレムしかないよ」
 そんな冗談を言い合って、ゲラゲラ笑って過ごして楽しかったです。

 日本から持ってきていたパインアメを、「子どもといっしょに食べて」とステラにあげました。ステラはその場で一粒口に入れて、「おいしい! 日本人ってグルメなのね~!」と感心していました。パインアメ工場の人に教えてあげたい一言です。

 さて、午後のサファリはライオンに狙いを定め、行ってきます。