編集Sが探究する、「忙しい働き女子がリフレッシュするためのハワイ」。前の記事でマウイ島やラナイ島でのステイを提案してきましたが、「ハワイはやっぱりワイキキでしょ!」という人には、建物や景観が美しい歴史的なホテルのステイをご提案します。素敵なホテルで英気を養い、帰国後に仕事に精を出せること間違いなしです。
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誰もが憧れる、ワイキキのファーストレディ
ハワイ・オアフ島への旅行を決めたら、ホテルはどうする? とりわけ世界屈指のリゾートを誇るワイキキのホテルは、実にたくさんのホテルがひしめきあっているエリアだけあって、非常に迷うもの。ここは一つ、ワイキキ最古のリゾートホテルを選択肢に入れてみませんか?
「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」は女性の憧れのホテル。何より美しく由緒ある白亜の建物が特徴で、「ウエディングドレス姿でこの建物の前で写真を撮りたい」と考える花嫁さんが多いというのもうなずけます。ワイキキ・ビーチに最も近いホテルで、青い海を眺めながら食事ができるレストランや女子も利用しやすい解放感あふれるバーなどがあり、ハイレベルなスパも完備。女子旅に人気です。
また、ワイキキ中心部に位置し、何かと便利。向かいには雑貨店の「ABCストア」があります。8月25日にオープンしたてのショッピング・モール「ワイキキインターナショナル・マーケットプレイス」は至近距離です。徒歩圏にショップやレストランが多数あります。
モアナ サーフライダーの歴史とひも解くと……誕生は実に115年までさかのぼります。「モアナ・ホテル」として、1901年3月に創業しました。ワイキキで最初にオープンしたホテルです。そのころのワイキキは、5キロ圏内の美しいビーチが広がるほかは、湿地帯だったといいます。しかし、ダウンタウンからの路面電車が通る利便性や、ビーチフロントという最高の立地という好条件を受けて、多くの著名人やセレブが魅了したといいます。
創業者の家を改築して4階建て75室からスタートしたモアナ・ホテル。当初から各部屋にお風呂と電話が備わっていました。海に面したホテルは人気を博し、部屋数が足りなくなり、1952年、当時のオーナーが「サーフライダー・ホテル」を隣にオープンさせました。
その後、幾度の増築・改装、買収を重ね、少しずつ時代ごとのモダンな姿に変えていきました。1987年に大規模な復旧工事が行われ、現在は当初のクラシカルな姿に戻っています。メインの建物は、アメリカの歴史的建造物「ナショナル・レジスター・オブ・ヒストリック・プレイス(National Register of Historic Places)」に登録されています。
2007年には、ウェスティンホテルの傘下となり、「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」としてブランド変更されました。
館内には、モアナ サーフライダーの歴史を振り返ることができる展示があります。無料の館内歴史探訪ツアーもあるので、英語に自信のある人は、参加してみては?