「休暇を取ってハワイに行く」――遊びでリフレッシュするのもいいですが、自分磨きとして「プチ留学」するのもおすすめ。外国人の学生を受け入れる、ハワイの英語スクールの雰囲気をのぞいてきました。
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ハワイに行きたい、でも今回は一人。「一人旅はちょっとさみしいな」と思うなら、「プチ留学」を検討するのも一つの手です。
なぜって? それは、単身でハワイに行っても、スクールで友達ができ、一緒に学び、そして放課後も一緒に出掛けたり遊んだりできるから。単なる旅とは一味違った体験ができるのです。
ハワイ文化も英語も学べる欲張り体験
ポピュラーなのが、英語スクール。長期はもちろん、1週間から通うことができる英語スクールがハワイには多くあります。そのうちの一つ、ハワイ・オアフ島の「EFホノルル校」を訪れてみました。
ハワイ最大のショッピング・センターである「アラモアナセンター」や国際会議場の「コンベンションセンター」付近に位置するEFホノルル校は、2015年11月にリニューアルしたばかり。各レベルごとにクラスがあり、社会人向けプログラムも設定している学校です。
「カラフルで活発な雰囲気に一新しました。ラウンジスペースでは、学生同士やスタッフたちが交流しやすいよう、リラックスできる椅子やカフェサービスを用意しています」と校長のMardy Arenasさんが校内を案内してくれました。
スイスやフランスから来る若い学生が多いそうですが、日本人は3番目に多いそう。「全生徒のうち30代女性は1割くらいですね。クラスは、さまざまな年齢層で構成されています」(Arenasさん)
社会人向けには、通常の言語カリキュラムのほか、チーズやワインを楽しむ会やレストラン食事会などのプログラムがあるそう。「またホノルル校ならではという点では、ウクレレ講習やサーフィン、フラ、ヨガなどのアクティビティを設定し、ハワイ文化も学べるようにしています」(Arenasさん)
ただ、日本から来る学生さんはシャイなタイプが多いとのこと。「ほかの学生と交流するのに時間がかかる日本人学生は一定数います。困っていることをスタッフに聞くことから始めてみてください。そこからコミュニケーションを広げましょう。私たちスタッフは全力で助けますよ」(Arenasさん)
また、Arenasさんは「得意分野を自分の武器にして。来る前にぜひ準備して、コミュニケーションのきっかけとしてください」とアドバイスします。
「以前、81歳の日本人女性が2~3週間のカリキュラムで来ました。彼女の本業は茶道の先生。放課後に茶道レッスンを開いてくれて、これが大人気でした。学生みんなが、彼女のことをリスペクト。彼女は、英語を学びながら、ハワイ文化に触れ、国際交流も実現した好例を示してくれました」と説明してくれました。学生が多国籍であるため、文化交流が盛ん。日本文化や自分の得意分野を英語で説明することが英語上達の近道になるのでしょう。