働き盛りの日経ウーマンオンライン読者のみなさんは、常日頃、どのように英気を養っていますか? 昨年ハワイを初体験した編集Sが、今年も「意外なハワイ」を体験。テーマは「有休ハワイ」。忙しい人こそ、次に有給休暇を取る際にはぜひ体験したいハワイでのパワーチャージ・ストレス洗い流しのネタをたっぷりと探してきました。
まず、忙しい人にとって、「旅行の計画を練る時間がない」という悩みはつきものではないでしょうか。
「疲れを癒やしたい」
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「それならリゾートでゆっくり過ごすかな」
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「じゃあハワイを選ぼうかな」
……と、ここまで考えがめぐったとして、「計画を練る時間がないから、とりあえずホノルルに行って、ショッピングを楽しんで、ワイキキビーチで和もう」というアイデアも素敵ですが、ここはもうひとひねりしたいところ。
そこでぜひ、隣島を検討してみてください。2014年のハワイへの日本人渡航者数は151万1699人でしたが、例えばマウイ島に絞ってみると、日本人渡航者は5万8894人とぐんと少なくなります。ホノルルからちょっと足を伸ばすだけで、人の少ない、のんびり穏やかなリゾートを体験できるのです。マウイ島の街はこじんまりしており、喧噪から完全に逃れることができます。リラックスの度合いが増すこと間違いなしです。
マウイ島ってどこ? どう行く?
隣島はオアフ島ホノルル空港から国内線に乗り継いで、1時間もしないで到着します。マウイ島なら、飛行機に乗っている時間はわずか約35分です。
隣島へはハワイの国内線を利用しますが、成田空港あるいは羽田空港からハワイ各空港まで、日系航空会社経由でひと続きで予約を取ることが可能です。
日本航空の場合、ホノルル便は夕方から夜間の運航です。そしてホノルルに現地時間の午前中に到着します。「今日1日仕事して、終業後にそのまま空港へ行き、飛行機で飛び立ち、降り立ったらすぐにハワイを堪能」というような動きを取ることだってできます。想像してみてください。終業後、ご飯食べて眠って起きたら、もうハワイにいるんですよ。今すぐ出発したくなりませんか?
エコノミークラスでも、足元スペースが約10センチ広がったシート「新・間隔エコノミー」が採用されている機体ならラッキー。仕事モードのまま空港になだれ込んでも、飛行機に乗ったら、ゆったり休むことができます。
また、機内Wi-Fiサービスを導入している機体なら、パソコンやスマートフォンを持ち込んで、機内でインターネットに接続して、情報サイトを見ながら計画を練ることだって可能。「仕事に追われて、まだ予定を立てていない~」という人にも心強いはず。(※Wi-Fiサービスは有料ですが、所有しているマイルを利用クーポン券に交換することができます)
どこに泊まる?
マウイ島にはホテルが多くあるので、宿泊場所には困ることはないでしょう。ビーチ沿いの大型ホテルなら、観光の後、のんびりビーチに出て休息もできます。今回編集Sは、カアナパリの「シェラトン・マウイ・リゾート&スパ」に滞在。ビーチ沿いにあるので、観光後にビーチに出てのんびり休息できますし、「ホエラーズ・ヴィレッジ」というショッピング・モールが徒歩圏にあるので、お買い物も楽しめました。 p>
前置きが長くなりましたが、次ページから、本題。日本であくせく働いている現実から逃れて、思いっきり命の洗濯ができるマウイ島の魅力をご紹介します。