じめじめした雨の日が続く梅雨の時期でも、おしゃれで機能的なアイテムがあればポジティブな気分になれそうです。デザインや用途のバリエーションが広がってきたレイングッズの数々を、ファッション・ジャーナリストの宮田理江さんが紹介します。

K-WAY 2018年春夏コレクション K-WAY
K-WAY 2018年春夏コレクション K-WAY

 梅雨本番となってきたが、お気に入りのレインアイテムがあれば、雨の日も気分がふさぎにくい。ポジティブなおしゃれが盛り上がる中、雨の日に使えるアイテムのバリエーションが広がってきた。機能性とおしゃれ感を兼ね備えた雨の日アイテムで、悪天候でもハッピー気分を盛り上げていこう。

帽子とポンチョで水ぬれ知らず

LE VRAI 3.0 PASCAL TAPE 5940円(税込) K-WAY
LE VRAI 3.0 PASCAL TAPE 5940円(税込) K-WAY
LE VRAI 3.0 MORGAN 1万2960円(税込) K-WAY
LE VRAI 3.0 MORGAN 1万2960円(税込) K-WAY

 雨が困るのは、急に降り出すところ。雨具の用意をしていないと、帰りが憂鬱に。でも、小さく畳めるレインウエアをバッグの底に忍ばせておけば、急な雨でも心強い。

 頼もしいコンビネーションは帽子とポンチョ。小雨なら帽子でしのいで、雨足が増したらポンチョのフードをオン。

 クラシカルなハットはアウトドア気分を連れてくる。防水性と透湿性の両方に優れているから、風雨を防ぎつつ、汗を外に逃してもらえる。野外フェスティバルやピクニックでも重宝する。帽子内側のポケットに収納できるので、バッグの奥にしまっておける。

 円形のポンチョなら風でバタつきにくい。自転車に乗っているとき、ハンドルを握ると生地が広がって雨を防いでくれる仕掛け。ポーチサイズに畳めるパッカブルは普段から持ち歩きやすい。ユニセックスでフリーサイズのポンチョはカップルでシェアできる。

 「K-WAY(ケーウェイ)」は1965年にパリで生まれた、レインウエアのブランド。小さく畳める軽量の防水ジャケットは「K-WAY」として辞書にも載っているほど、欧州で有名。フランス人を傘から解放したともいわれる。