派手目ブーツで視線を引き込む
2016年夏にヒットした裾切りっぱなしのジーンズは17年もまだまだ使える。無造作な雰囲気が漂うので、手抜きに見えないよう、靴でスパイスを添えたい。
こちらはボーダー柄で彩ったショートブーツが視線をキャッチ。色や柄がプレイフルなショートブーツは足元に目を引き込んで、装いを縦長に見せる効果が期待できる。ジーンズ裾下から素肌がちらりと見えるよう、ソックスで整えるのが程よい裾アレンジのコツ。
デニムジャケットの上にロングコートをひるがえして、着姿をリズミカルに弾ませた。手に提げたミニバッグも装いのアクセントになっている。
デニムとショートブーツは春先までの強い味方!
ジーンズはデイリー感が高いから、手抜き風にも見えやすい。しかし、それぞれにムードを帯びたショートブーツを味付け役に使えば、狙い通りの雰囲気に寄せられる。スニーカーより上品に整えやすいのも、ショートブーツの強み。アウターで隠れてしまわない靴は、コートが手放せない春先まで頼もしいおしゃれの「準主役」を務めてくれるので、地味すぎないタイプを味方につけたい。
文・写真/宮田理江