ツアーで見つけた鹿角市のLOCO力ポイント その(3)――受け入れ体制、バッチリです。鹿角あったか地元文化

 1300年の伝統を持つ「大日堂舞楽」、平安末期から伝わる「花輪ばやし」と2つのユネスコ無形文化遺産をはじめ、多数の歴史文化遺産を有する鹿角。古くから根付いている文化のパワーが人々を惹きつけるのはもちろん、かつては日本屈指の銅山「尾去沢鉱山」など鉱山資源に恵まれていたことから人の流入が多かったため、外から来る人を受け入れる風土が育まれてきた。それは、今も変わらず、鹿角の人々は移住者をあたたかく迎えてくれる。

地元の野菜&
おかあさんパワーを満喫!

 あったかくてパワフルな鹿角のおかあさんたちとの交流を求めてプレLOCOガールが訪れたのは、集落の活性化を目指し農業法人化した鏡田ファーミング。ここで働くおかあさんたちとブルーベリー摘みや枝豆の袋詰めなど農作業を体験し、代表理事の木村功さんのお宅で手打ちそばや新鮮野菜をいただいた。また、永田ホープフルファームでは、いろりのある旧家で、地元のおかあさんが作ってくれた“みそ付たんぽ”を試食。おかあさんたちの笑顔や郷土料理で元気をチャージした

多くの人々を受け入れてきた
鉱山文化を体感

 約1300年前に開山したとされている日本最大規模の鉱山史跡「尾去沢鉱山」。銅や金が採掘され、とくに金は奈良の東大寺の大仏に使われたといわれている。1978年の閉山まで周辺地域は繁栄を続けた。プレLOCOガールは鉱山の見学を終えた後、砂金採り体験を楽しんだ

先輩鹿角ガールとの女子会で見えた、「鹿角市移住」のリアル

 鹿角市にUターン&Iターンしたり、地元に根を張り活躍する先輩鹿角ガールたち。割烹「美ふじ」店主の加藤照子さん、「関小市商店」利き酒師の佐藤景子さん、農家の坂本寿美子さん、(株)シーティーイー鹿角事業部勤務の奈良岡見咲さん、田辺まるみさん、移住コンシェルジュの松村菜摘さん、勝又奈緒子さん、廣林由紀子さんとプレLOCOガールが女子会で交流!

 割烹「美ふじ」にて、利き酒師・佐藤さんによる地酒講習も交えつつ、先輩&プレLOCOガールが女子会を開催。移住の際に気になる人付き合いについては「見知らぬ小学生に挨拶されてびっくり。鹿角の人々はフレンドリーでほっとした」「知人がいなくて不安だったが、自治会に入って居心地がよくなった。移住者ネットワークの“かづのclassy”で交流することもできる」と先輩たちがアドバイス。鹿角の暮らしを知る機会となった。

秋田県鹿角市 総務部 政策企画課 鹿角ライフ促進班
TEL:0186-30-1310
E-mail:k-life@city.kazuno.lg.jp
http://www.city.kazuno.akita.jp/