テレビで見ない日はないぐらい、大ブレイク中の芸人・永野さん。どんなに批判を浴びても自信を失わなかったのはどうしてなのか? 孤独を恐れず、独自の芸風を貫いてきた永野さんの生き方に学びましょう。

永野さんから学ぶべきこと1~5を紹介している前編はこちら → 好きを貫くために―芸人・永野から学ぶべき9つのこと

6、自分らしさを大事にすべし

 自分が面白いということに関しては、なぜか子供の頃からずっと自信があるんですよ。でも、最初にプロの現場でお笑いをやるときにはちょっと不安もあったんです。

 ただ、自分の「におい」みたいなものってあるじゃないですか。自分らしいところというか。それはすごい大事にした方がいいと思いますね。

 僕の場合も自分のクセとかを生かしてそのままやっていたら、それが味みたいになってきたので、自分らしさを信じた方がいいです。人に何か言われても変えない方がいいですよ。

 それに、僕はいつもウケないときは「世間が悪い」とか「時代が悪い」と言って、他人のせいにしてますから(笑)。

 でも、自分の見た目とかには何の自信もないですね。自分に自信がないとか言ってるそこら辺のOLとかサラリーマンでも、ちゃんとした服を着たり、髪を遊ばせてたりするじゃないですか。その自信は何なんだ、って思いますけどね。僕は自分の顔面とかルックスには何も自信がないので、ファッションとか髪型に気を使うこと自体が恥ずかしくてできないです。やっぱりみんなそこは自信あるんだろうな、って。