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滝沢カレン、こじるり…バラエティーで活躍する女たち

2018年6月23日

女性バラエティータレントに必要な能力とは

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 女性バラエティータレントといえば、誰を思い浮かべますか? 今人気の女性タレントの特徴を、お笑い評論家のラリー遠田さんが解説します。厳しい世界で生き残っていくために必要な能力とは、何なのでしょうか。

競争率の高い女性バラエティータレントの中で、生き残っているのは…? 画像はイメージ (C)PIXTA

 数十年前に比べると女性の社会進出は進んでいて、多くの業種の会社で女性社員の割合が増えてきています。

 しかし、テレビのバラエティー番組ではいまだに出演者の大半は男性です。女性タレントの活躍も年々目立つようになってきていますが、アイドル、モデルなどが新しくバラエティー番組の世界にどんどん参入するようになっていて、女性バラエティータレントは少ない椅子を奪い合う厳しい状況に置かれています。

 番組のメインMCの隣で進行役を務めるのは、ほとんどの場合、女性のアナウンサーです。一方、ひな壇などに座って場を盛り上げたり、過酷なロケに挑戦したりするのは、女性芸人が得意とするところです。女性バラエティータレントの世界では、「アナウンサー」と「芸人」という二大ジャンルがあり、それぞれの役割がはっきりしているため、それ以外の女性タレントがそこに割って入るのは難しいのです。

 しかし、少数ながら、バラエティーの世界で活躍しているアナウンサーや芸人以外の女性タレントもいます。そういう人たちはどういう資質を持っていて、どういうところが評価されているのか、いくつかのパターンに分けて見ていくことにしましょう。

 まず、明るいおバカキャラとして今のバラエティーに欠かせない存在となっているのが鈴木奈々さんです。鈴木さんの魅力は、天性の明るさと落ち着きのなさ。とにかく挙動不審で動きが激しく、テレビのフレームをはみ出しそうなほどの勢いがあります。話し方もうるさくてしつこい感じがしますが、実はさりげなく本質を突くような的確なことも言っていたりします。「おバカ」の役割を演じ切れる「できる女」という一面もあるのです。

 私は仕事でテレビ局を訪れた時、自分の楽屋の前で通りかかる人全員に全力で「鈴木奈々です! よろしくお願いします!」と大声で挨拶を繰り返している鈴木さんを生で見たことがあります。裏でもそのキャラクターを押し通す彼女にタレントとしてのプロ意識の高さを感じました。

 藤田ニコルさん、菊地亜美さんもどちらかというと「おバカ」路線ではありますが、鈴木さんほどそちらに偏ってはいない感じがします。二人とも番組の中で自分に与えられた役割をきっちりこなす器用さがあるので、息の長い活躍ができているのだと思います。

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Profile
ラリー遠田
ラリー遠田
作家・ライター/お笑い評論家。執筆、講演など多方面で活動。お笑いオウンドメディア「オモプラッタ」の編集長を務める。「イロモンガール」(白泉社)の漫画原作、「なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?」(コア新書)など著書多数。
ウェブサイト:ラリー遠田公式サイト
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