「作家型芸人」が増えている

芸人の書き手としての才能に注目が集まっています (C) PIXTA
芸人の書き手としての才能に注目が集まっています (C) PIXTA

 最近では、バカリズムさん以外にも、小説家として芥川賞を受賞した又吉直樹さん、世界的な映画監督として知られる北野武さん、自作のパラパラ漫画が大反響を巻き起こした鉄拳さんなど、お笑い以外の分野でクリエーターとしての才能を発揮する「作家型芸人」が増えています。

 この4月にはテレビ朝日で「笑×演」というレギュラー番組が始まりました。

 ここで行われている企画は、芸人が書いたネタをプロの俳優に演じさせる、というもの。

 また、4月6日に放送された「オワライターズ」というフジテレビの特番は、ネタ作りに定評のある芸人が別の芸人のために新しくネタを考えて演じさせる、という企画でした。

 このように、芸人の書き手としての才能に注目する番組が最近目立ってきています。

 なぜ「作家型芸人」に注目が集まっているのでしょうか?