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ブルゾンちえみに続け 今年見るべき芸人はこの人たち(2/2)

2018年1月13日

2018年にブレークするのは、誰?

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今年も女性芸人が活躍? 注目の若手は?

 2017年は、ブルゾンちえみさんをはじめとする女性芸人の活躍が目立った1年でしたが、今年ブレークするきざしがあるのは、2017年末の「女芸人No.1決定戦 THE W」で準優勝したピン芸人の牧野ステテコさんです。オカッパ頭でガリガリに痩せ細ったその見た目だけでもインパクトは抜群。「THE W」では、ド派手な衣装に身を包み、「ポール牧野」というポールダンサーに扮した一人コントを演じて見る人の度肝を抜きました。

 この大会では、副音声でダウンタウンの松本人志さんが解説を務めていました。女性芸人たちのネタを終始冷静に見ていた松本さんが、唯一反応したのがステテコさんのネタの時でした。

 ステテコさんは動きにキレがなく、ネタの中身も薄く、セリフは棒読み。その不器用過ぎる様子が逆に面白くなってきてしまったらしく、松本さんはネタ中にゲラゲラ笑いながら「これ、クソネタやがな」とつぶやいていました。

 最近では、若手芸人のネタのレベルも上がっていて、コンテストで決勝に行くような人たちのネタは、どれも細部までしっかり作り込まれているものです。そんな中で、どこを見ても隙だらけのステテコさんのネタは、むしろ斬新に見えたのです。実際、この大会でも優勝したゆりやんレトリィバァさんに並ぶほどの爆笑を勝ち取っていました。新しいタイプの女性芸人として、2018年にまさかの大躍進を遂げるかもしれません。

 また、年末年始のバラエティー番組で最も注目したいのは、1月1日に放送された「ぐるナイ! おもしろ荘」です。この番組は、若手芸人の登竜門として重要性が高く、ここから出てきてスターになった人がこれまでにも大勢います。ちょうど1年前にも、ブルゾンちえみさんがこの番組に出演して、一気に大ブレークしていきました。

 今年の注目株は、何と言っても完熟フレッシュです。会社員として働いている父親の池田57CRAZYさんと、その娘である中学1年の池田レイラさんの親子コンビです。父親がずっと売れない芸人をやっていたことに不満を持っていたレイラさんが「生まれてくる家、間違えたー!」などとキツい自虐ネタを連発するのが印象的でした。

 既に彼らの元には20本の番組出演オファーがあったそうです。「ぐるナイ! おもしろ荘」出演時にはフリーで活動していたのですが、ワタナベエンターテインメントと契約を交わしたことが1月9日に発表されました。

 それ以外にも、男女の恋愛模様を描いたコントで優勝を果たしたレインボー、個性的な顔面を生かした「顔芸」が印象的な男性ピン芸人のひょっこりはん、ひとクセあるツッコミが売りの東京ホテイソンなど、気になる芸人がたくさん出ていました。このフレッシュな顔ぶれから「ポスト・ブルゾンちえみ」が輩出するかもしれません。

 昨日まで全くの無名だった人が、一夜にしてスーパースターになる、という夢のようなことが実際に起こるのがお笑いの世界の面白いところです。2018年にはどんな芸人が出てくるのか、これから注目していきたいと思います。

今年もお笑い業界は盛り上がりを見せそうです (C) PIXTA

文/ラリー遠田 写真/PIXTA

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記事一覧ページはこちら ⇒【ラリー遠田のお笑いジャーナル】

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ラリー遠田
ラリー遠田
作家・ライター/お笑い評論家。執筆、講演など多方面で活動。お笑いオウンドメディア「オモプラッタ」の編集長を務める。「イロモンガール」(白泉社)の漫画原作、「なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?」(コア新書)など著書多数。
ウェブサイト:ラリー遠田公式サイト
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