「過保護のカホコ」などで活躍中の竹内涼真さん。見た目は硬派な雰囲気の竹内さんですが、上目遣いで人の目をじっと見て話す、かわいらしさでも人気が高いようです。幅広い層から支持を集める竹内さんの魅力について、ドラマやジェンダーに詳しいコラムニストの西森路代さんが解説します。

竹内涼真さんのイメージは、かっこいい? かわいい? イラスト/川崎タカオ

 現在放送中のドラマ「過保護のカホコ」に出演中の竹内涼真さん。第8話では、竹内さんの号泣シーンが話題になりました。

 このドラマで竹内さんが演じている初(はじめ)は、幼い頃に母親と離れ離れになり、施設に預けられて、バイトをしながら大学に通い、絵描きを目指しているという人物。性格は、初のセリフにもありますが、あまりいいとは言えず、過保護に育てられたカホコに対しても、ずけずけと思ったことを言うキャラクターです。

 このドラマ、過保護に育てられたヒロインを中心に、彼女を巡る周りの人たち――彼女の父親や母親、そして初など――がどう変わっていくかを描いた物語です。そんな中で、カホコと初の気持ちが動いていく様子を丁寧に追っているからこそ、第8話で見せた初の号泣シーンが、視聴者の心をつかんだのだと思われます。

 普段は強がっていて弱音を吐かない初が、子どものように無邪気に泣きじゃくる姿は、確かにぐっときました。そのときに見せた、上目遣いで甘えるようにカホコに言う「(こんなに泣いてる俺)駄目?」というシーンも、ネット上で大いに話題になっていました。

 もともと、竹内さんといえば、「過保護のカホコ」の放送よりも前から、上目遣いの表情をよくするような人懐こいところがフィーチャーされていました。そのため、時には「あざとい」とネットなどで書かれているところも見るほどでした。それもこれも、彼にいい意味での二面性やギャップがあるからではないでしょうか。